円形脱毛症になりました。
頭皮がなんだかむず痒くて
認知症の検査で頭いっぱいなころから、頭皮がなんだか変だなーとは感じていたのです。
後頭部が妙にむず痒い。
白髪のある方ならわかっていただけるかもしれませんが、わたしはその箇所(後頭部)に白髪がわっさと増える前兆じゃないかと思っていました。
(白髪が生えるときも頭皮がかゆくなることがあります)
で、あまり気にせず、単純にかゆいな~~程度に思っていたのです。
そのうちに頭皮の状態が、単にかゆいだけじゃないぞ。と言うことに気がつき始めまして、何と言うか、頭皮がぶよぶよしている上に、ジャガイモもようにゴツゴツしているのです。
これはおかしいと思って、息子に見てもらったら…
「つむじがこんなところにあるよ」
と発見してくれまして、後頭部につむじなどあるわけない!もしかしてこれは、円形脱毛症というヤツではないだろうか????
円形脱毛症のことを調べてみました。
円形脱毛症の特徴
円形脱毛症が疑われる場合、脱毛巣周囲の毛を、軽くひっぱってみてください。もし、毛が数本でも抜ける間は円形脱毛症の症状が進行中だといえるでしょう。
また脱毛しているところの皮膚は、周囲よりへこんだ状態になっていないでしょうか。時には、軽い発赤を伴うこともあるようです。
*円形脱毛症がわかるHPより引用させていただきました
ハイ。上記にかかれている特徴しっかりあてはまります。
自覚症状があるのだから早めに皮膚科へかかった方がいいとは思うのですが、これ以上病院通いを増やしたくない(服薬も増やしたくない)気持ちがすごく強くて、5センチ以上脱毛してきたら考えようと思っています。
単発型
円形脱毛症としては最もポピュラーな初期症状で、何の前触れもなく頭髪に丸い脱毛部分が出来る。大きさはさまざまだが十円玉サイズで発見されることが多い。脱毛する前兆としてかゆみや大量のフケなどが生じる場合もある。60%は自然治癒するが、下記の症状に移行するケースもある
*円形脱毛症 - Wikipediaより引用させていただきました
現在0.7センチ~1.5センチくらいの脱毛が数箇所。
60%自然治癒すると言うのを信じて、しばらく放置です。
日本皮膚科学会では円形脱毛症診療ガイドラインを作成しています。病気が始まってからの期間と脱毛面積に応じて治療法を決めていきます。始まったばかりで小範囲しか脱毛していない場合は、ステロイドや塩化カルプロニウムなどの外用療法やグリチルリチン、セファランチンの内服療法で様子をみます。
*脱毛症 Q9 - 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)より引用させていただきました
(症状の写真などが掲載されています、苦手な方はご注意ください)
皮膚科の治療のガイドラインをみてみても、決め手となる治療がないっぽいし、やはり様子見ですね。
実は10月の半ばあたりから(ちょうど認知症検査のあれこれがはじまった頃)皮膚の調子がひどく悪くなって、まぶたは赤く腫れ上がるは、くちびるの周りは一皮剥けてしまったかのようにテロテロになるし、くびから胸あたりにかけて、ひどい痒みを伴った赤い湿疹がたくさん出てしまいまして、まあアトピーだろうと、ホームドクターである内科で抗ヒスタミン剤とステロイドの塗り薬を処方してもらっていたのです。
顔の状態は2日間くらいで治まったのですが、あちこち痒くなるのはなかなか治らず、かといって、ステロイドを塗り捲るのもなんだしと、ワセリンで対処していたのです。(現在もその状態)
もしかして、脱毛もそのあたりに関係あるのかなあ?と思っていまして、するとやっぱり、様子見、放置。となってしまうのですよね。
円形脱毛症はストレスが原因ではない
今回調べてみてはじめて知りましたが、円形脱毛症はストレスが原因でなるのではないそうです。
自分がこの脱毛症にならなければもしかしたらずっと知らないままだったかもしれません。
円形脱毛症は自己免疫疾患なのです。
ストレスが発症の要因になることがあっても直接的な原因ではない。
また、アレルギー疾患との合併も8割あるとのこと、なるほどーとついつい頷いてしまいました。
年齢的に更年期の終わりに近づいてきているので(目立った更年期の症状で悩まされたことはなかったのですが)この秋にいっきに体質が変化したような感じがしています。
- 体重増加(甘いもの過食のせいではありますが、やせにくくなりました)
- アレルギーが出やすくなった(ここ数年毎年秋にアトピー性皮膚炎か喘息になります)
このこともふまえて考えると、やっぱり放置、様子見です(しつこいですねー自分)
もし、このまま症状が進んだら
このブログで写真をアップして、治療報告をします。
カツラとか購入したら、そのレビューも書きます。
なんだかんだいって、とてもとてもビビッているわたしです。
放置状態のまま治ってくれることをひたすら祈るばかりです。
最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。
いろいろ病気パレードなわたしですが、懲りずにおつきあいくださるとうれしいです。
認知症の検査、結果がでました~精神科通院記録39
認知症検査の結果
まず結果から。
認知症を疑がわねばならない器質的疾患はみられませんでした。
まずは一安心。
自身の中では、脳の腫瘍なども一つの結果として考えていたのでよかったです。
MRIの画像を見せていただいて、素人目にも脳の状態がしっかりしていることも確認できました。
海馬もみっしりありました。教えていただかないと部位がわからないくらいに。
心理検査でも、認知機能にまったく問題なしどころか、自分的には最悪の出来だった、音声からの記憶テストが満点でした。音声入力が苦手な私にとっては驚異的。
図形や知的な検査でも平均以上の結果が出ていたようで、担当の精神科医にここに来る人で(精神科の認知症専門)これだけ出来る人はよっぽど探さないといないと言われてしまいました。
心理検査の所見でも、結果と本人の訴えとが矛盾がみられると指摘されていました。
(気のせいだといわれたようで苦しい)
認知症の可能性はゼロに近いと結果がでたわけです。
脳の血流検査(SPECT)
MRIの検査の前にこの検査を受けました。
たくさん受けた検査の中で、この検査だけ若干の異常がみつかりました。
前頭葉の血流低下がでたのです。
ドクターのおっしゃるには、これくらいの異常は異常とは呼べない程度のもので、やはり認知症の状態とは違うとのこと。
前頭葉というのが、ASDらしくてなるほどなあと納得したりもするのですが、どうなのでしょうね。
(参考)
*KAKEN - 自閉症スペクトラムにおける前頭葉機能の本態解明と実態に即した支援の効果の研究(24531261)
*注意欠陥/多動性障害,自閉症スペクトラム障害の前頭葉機能評価(福井大学子どもの心発達研究センター)PDFファイル
うつの場合でも前頭葉の血流低下はみられるとのこと、なるほどです。
あらたな診断名 ADHD
わたしが一番困っている『健忘』その中でも、「他者がかかわる予定を忘れてしまう」ということ。
検査をしていただいた大学病院のドクターからも、長年診ていただいている主治医からも、今回の検査の結果から、このわたしが困っている症状に焦点を当てて、疾病、障害の可能性を考えていただきました。
『健忘』と言う単語から繋がるその結果→『不注意』
を注目してか、両先生から『ADHD(注意欠陥/多動性障害)』を可能性として指摘されました。
発達障害の診断を受けかれこれ7年…ADHDを疑ったことは一度もなかったと言ったらうそになりますが、精神科のドクターにADHDを指摘されたのははじめてのこと。
思い返してみたら、確かに子どものころは、多動でしたし、刺激物にまったく動じなかったし、忘れ物、失せもののチャンピオンでしたし、そのエピソードを客観的に見れば見るほど、確かにADHDの症状は出ていました。
大人になって症状の表れがおさまってきていたので、そのことで悩むことはほとんどなくなっていたので、精神科のドクターに話をしたこともなかったことに気がつきました。
簡易のADHD検査を診察のうけて、その結果、ADHDを疑うには充分な結果が出たので、投薬に踏み切る一歩手前で、現在ストップしています。
ADHDの治療薬といえば、
*ストラテラカプセル40mg 医薬品情報・検索 イーファーマ
の二種薬が日本で適応されています。
成人への適応が認可されたのは、コンサータが2014年、ストラテラが2012年とまだ最近のことです。
さて、現在わたしは、過眠症の治療薬として
- モディオダール(モダフィニル)中枢神経刺激薬
*モディオダール錠100mg 医薬品情報・検索 イーファーマ
を服用しています。
その関係で、睡眠科の主治医への確認をしてからでないと、ADHDのお薬を処方できない状態なのです。(投薬一歩手前でストップと言うわけです)
『健忘』という症状
すっぽりと記憶が抜ける『健忘』
- 予定のダブルブッキングをしてしまう(時にはトリプルになっていることも!)
- その日の予定さえうっかり(?)忘れてしまう
- タイマーをかけていても、何のためのタイマーだったか忘れている
- はっと気がつくと時間が想像以上に過ぎている
- 電車など乗り物で降りる駅を間違えたり乗り過ごしたり、反対方向に乗ってしまったり
- ボーっとしていて気がついたら知らないところを歩いていた
- 同じくボーっとしていて停車してある車や電信柱にぶつかることが多い
- 一日前の出来事をすっかり忘れていて人に言われて気がつきく
- 何度も確認されたことを忘れていて人を怒らせる
- 購入した覚えのないものが冷蔵庫に入っていた
- ポチった覚えのないものが宅配便で届く
- 食べた記憶がないのに、食べたあとが残っている
- きちんと置いてあったものがいつの間にかなくなっている
わたしの物忘れはだいたいこんなところでしょうか…
自分だけですむことなら、自分が落ち込めばいいだけの話なのでまだよいのですが、人が絡むことは相手に大迷惑をかけてしまうので、気が許せません。
(移動ヘルパーさんに、通院など予約時間のあるものは何とか助けていただいています)
これらの原因は一つだけじゃなくて複数が絡み合って結果として出ているのかもしれないと、主治医にも言われました。
なるほどなあと思います。
過眠症の自動症、ADHDの不注意、解離症状、薬の副作用。
今回の検査で、認知症の疑いは消えました。
何かこれだと一つに絞り込むのでなくて、複合的に考えていったほうがよいのかもしれませんね。そのほうが、原因をつきつめたくなる自分の感情なのか欲求なのか何なのかよくわからない衝動的なものを落ち着かせることに繋がるような気もします。
(恐怖が生まれてきてしまうので、ちょっとやっかいなのです)
最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。
認知症の検査あれこれ~精神科通院記録38
健忘がひどいので認知症を疑って…
あまりの物忘れ…というか時間が飛びすぎることが怖くて、精神科の主治医にそれをうったえたら、大学病院で専門的に検査を受けることになりました。
*それについては、前回の通院記録を↓
初診日に認知症専門の精神科医に診ていただいて、血液検査と簡単な認知症の検査とMRIなどの器質的な状態を診るための検査と臨床心理士による心理的検査の予約を取っていただきました。
初診のときの問診と簡単な検査では、認知症の可能性はものすごく低いと言われつつも、いま実際に困っている『健忘』についてしっかり調べたいというわたしの希望と、しっかり調べるに越したことはないというドクターの判断で、検査にこぎつけたわけですが、2週間ですべての検査の予約から実施、診断まで、すませてくださるというスピード検査で、ちょっとそのスピードにわたしの精神がなかなか追いつけなくて、ヘロヘロになっております。
検査していただいたものは
初診で受けた検査は
こちらだと思います。
これは簡単すぎて、満点とれました。(ほんとに簡単です、本格的な認知症になるとこれさえわからなくなるんですね)
あとは血液検査、
こちらは、通常の血液検査と思われます。
現在自費検査として、認知症の早期発見(軽度認知症障害)の血液検査があるようです
わたしは自費ではないので、この検査は受けていません。
そして先日、心理士さんによる検査を受けてまいりました。
ネットで調べてみたのですが、なかなか出てこなくて、テスト名は不明です。
いろいろな検査を複合的にしていただいたのかもしれません。
図形やら、音声記憶やら、漢字の読み、自己評価(はい、いいえで答えるもの)最後はバウムテストのような木の絵を書くというものまでありました。
とにかく音声からの記憶検査がしんどくて、途中で投げ出したくなってしまいましたが、なんとかやり通せたもようです。(時間切れだったかもしれません)
もう頭痛がして、ほんとにしんどかったです。
こんなにも記憶力が悪かったのかと、泣きそうになりました。
残りの検査は
あとはMRIと血流の検査だけです。
この二つは一日で両方受けられるので、足を何度も運ばなくてもすんでラッキーです。
この手の検査は、寝ていればいいので楽です。
まあ検査なのでどきどきしますけど。
そして来月早々に、検査結果がわかります。
うーん。
何かあったら怖いけれど、何もなくても自分の健忘がどこまで行ってしまうのか、はっきりしないのも怖いです。
健忘の原因は…。
まず最初に、薬による副作用を疑うそうです。
順番に薬を減らしていって様子を見たりするそうです。
次に、器質的な問題があるかどうか。
そして、精神的な問題。
うつや社会不安症でも健忘は起こりえます。
ほかの精神的な病気でも起こります。
何が原因なのかハッキリすることはとても難しいかもしれません。
ただ健忘の頻度とその重さが日常に支障が出るレベルだあるならば、何とか回復したいと望むのは自然なこと。
解離性健忘
わたしの中でどうしても、解離を信じられない部分があって、真っ当に向き合うことが出来ていません。
解離性のものじゃない可能性があるうちは、ほかの原因を考えてしまいます。
ただ、健忘について調べていく上で、やはり『解離性障害、解離性健忘』はどうしても考えなくてはならない部分。
とくにASD自閉症スペクトラムの人は『解離症状』を起こしやすいと、解離性障害の専門医の書籍でふれてあったこともあって、よけいに気になってしまいます。
解離性障害のことがよくわかる本 影の気配におびえる病 (健康ライブラリーイラスト版)
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それでも信じられない状態なのは、封じ込めた記憶を思い出すのが怖いからかもしれません。
いい加減覚悟を決めればいいのに、と、も、わたしの中では思う部分もあるのですけどね、今回の認知症の検査結果から、わたしの中の健忘のせめて輪郭だけでもとらえられればと思ったりもしています。
検査結果が出たらまた書きますね。
最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。
魚 【第13回】短編小説の集いの一言感想
のべらっくす 感想です。
簡単な感想なのに、いつも1週間くらいかかってしまいます。
今回は作品も少なかったのにな~
それでは。
おいしい魚が無性に食べたくなります。
定一さんの無骨さがたまらなくかっこよくて、こんなに素敵に人物を描けるのか~と一人感嘆しておりました。
女性の強い面が描かれていてそれもわざとらしくなくてわたしの好みです。
前作とはまるで違うタッチのお話なのに、匂いやら温度やら水の冷たさや包丁の光るさままで見えるような感じるような気がして納得して読めました。
金沢も能登もいい街です。
フルブラックリボン思わず検索してしまいました。
ほんとにきれいで優雅な感じの熱帯魚ですね。むかしグッピーを飼っていたとき、大繁殖していろいろな色の稚魚が生まれたのを思い出しました。
水槽の音と酸素吸入の音そう言えばなんとなく似ているなあと過去を思い出したりもしました。
長女という立場の重みが伝わってきて胸がツンと痛くなります。
水槽はいいですよね。我が家には60センチ水槽に一匹の金魚がひらひら泳いでいます。
読み終えて真っ先に思ったのは『勉強になりました!』でした。
流れでするすると読ませる技術がすごいなあと思いました。
鮭介さんは、何かとお疲れなのでしょうか。海のものと川のもののはざまでいろいろ辛いところがあるのでしょうか。
名前の意味を考えながらそんなことを考えました。
おもしろかったです。
どうクトゥルフ神話風にアレンジされているかとどきどきして読みましたが、主人公が研究者として一歩進んでいくというお話で、読んでいてすがすがしさを感じました。
グロテスクな深海の主のイメージを自分の中で勝手に広げていたので、その妄想をとめてくださったのもよかった。
深みにはまると失望も大きい。納得させられるお話でした。
長く続く友情だけでもうらやましいのに、微妙な関係を続けてこれたと言うのがなんともうらやましい。
長い長い片思いというものは、見ていて辛いですよね。なんとかせい!と思わずはっぱをかけてしまいたくなるような…。
それにしても水族館でプロポーズイベントとは、女子が喜びそうな設定でこれまたうらやましい。(実際にそんな状況になったらわたしは逃げ隠れちゃうと思いますけど)
こういうお話好きです。
金魚と猫のコンビネーションがとても素敵だった!
金魚の水槽を持ち上げるなんて主人公の女性は何て力持ちなんだろうと、一瞬思いましたが、女性の力で持ち上げるくらいの水槽で金魚一匹だったらちょうどいいのですよね、我が家の金魚が一匹ででかい水槽を独り占めしているものですから…。
これはこれはきれいな人魚のお話。
導入部のシーンがとても印象的で気に入りました。
愛する人を刺してしまった人魚のお話、主人公がどうなるのかわかっていて受けいれるのが読んでいて好感が持てました。
瞳の中に泳ぐ魚たちを見てみたくなりました。
泳げたいやき君を思い出しました。(年代がばれます)
こういう奇妙な生き物と会話をするお話は読んでいて楽しいです。
鯛がくうを浮いているシーンを想像するだけで愉快な気持ちになります。
オチがふわふわとしたまさに酔っている時の目覚めのようで、これはこれでいいんじゃないかなと感じました。
恋愛物はあまり得意じゃないのですが、このお話はついつい読み込んでしまいました。
「深海魚になりたかった」と言う台詞がとても好きです。
人と人のふれあいを匂いなどの感覚で表現してある文章は素直に読めてしまうから不思議です。
一つの恋の始まりと終り、なかなかと素敵なお話でした。
今回のお話はいつもと違った不思議な空気が流れていて、深夜のバーのイメージで読みすぎているからかな?とも思ったりしたのですが、やっぱりいつものシホちゃんシリーズとちょっと違った味わいがあってこれまた新鮮でよかったです。
それにしてもシホちゃんは奥が深い、優しいのか優しくないのかぜんぜんわからない。そこらへんが面白いのですよね。
いつもと違った雰囲気を作り出している、ライオンとサメ、飲み屋の常連って儚いところがあって、そういうのもネットの海に近いものがあるのかな?などと考えていました。
あ自分の作品です。
グロいお話が書きたくて書いてしまいました。
書きたかったのは馬鹿な男と女の怖さ。です。自分の書いたものをあとから振り返ってアレコレ書くのは好きじゃないのですが、今回は特別。
人魚は被害者ですね。おじいさんもおばあさんもそれぞれ加害者。
影響を受けたものは、星野之宣のコミック『妖女伝説』の中の「月夢」です。あとはジブリの「崖の上のポニョ」のポニョ姉妹増殖シーン。
先に書いたように男性のいつまでも熟成されない精神面(馬鹿なところとか弱さとか)と腕力の上では男性が勝ちますが、精神力では女性のほうが暴力的である(面もある)てなことが書いてみたかったのです。
そこそこグロいお話読んでくださった方、感想まで下さった方、主催のぜろすけさんありがとうございました。
しっかり楽しませていただきました。どニッチな終末系って…!
なんともなんともすごい世界でした。コンソメスープの海って、もうその匂いだけでおなかいっぱいになりそうですね。(と言うか胸焼けしそう)
そんな世界でも人間たちの欲望ってちゃんと存在していて、人間ってすごいなーと変な風に感心しちゃいました。充分ありえそうでちょっと怖くもなりました。
今月のお題も出ました。(感想書くの遅すぎますね毎度ですけど…)
また書けるといいなと思っています。
皆さんの感想も、読ませていただきました。わたしと見るところがまったく違っていたり、同じだったり、一つの作品でもやはり読み手によって変化していくのだなあと改めて思いました。
それではまた。
最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。
「健忘」について認知症の検査を受けることになりました~精神科通院記録37
精神科通院記録をず~~~~っと付け忘れていました
忘れているにもほどがあるというくらいなので、タイトルにナンバリングするのはやめました。
記事を書いたときだけナンバーをつけることにします。
やはり夏は、体力的にも精神的にも不調な時期で、今年は特に何かをしなくてはいけないという事柄もなかったので、頭の集中度合いが極端に悪かったと思います。
追い詰められてやらないとならなかったことは、息子の勉強の管理だけ。
通信制の高校なので、レポート提出がありまして(それがメイン)締め切りまでに仕上げる。ということがこれまたそこそこ大変で、息子はもちろん私にとっても苦手な時間の管理をしなければならなかったのです。
昔を思い出して、数Ⅰの勉強を教えたりもしていたので(息子は小学校からの不登校で、勉強はかなり遅れていまして、特に数学は…の状態なのです)頭もまあ使っ他といえば使っていたのですけど、自分的には去年の進学を目指してあちこち駆けずり回っていたときのほうが大変だったのですが、実際に影響が出てしまったのは今年のほうが大きかったみたいです。
わたしの一番の問題は健忘
ほんとに物忘れがひどくて、精神科の主治医にも「認知症じゃないか」と何度も詰め寄ってしまいました。
自分の中でこの「空白の時間」が怖くて怖くて、何か決定的な理由を求めてしまいたがっているのです。
睡眠障害「過眠症」でしらないうちに眠っていて、その時間を失っている(健忘)しているのか、
解離性障害で空白の時間(健忘)ができてしまっているのか、
はっきりしないのです。
恐怖がつのり過ぎて、消えてしまいたい衝動も増えてきまして、恐怖がより恐怖になって、ほんとうにしんどかった。
結果として、「認知症」の精密検査を受けることになりました。
これは認知症だけでなく脳の機能的な問題があるかどうかもハッキリさせるため(具体的には腫瘍などがあるかどうか)です。
睡眠障害でかかっている大学病院で検査を受けます。
まずはじめは脳のMRIの検査だと思います。
あ、その前に簡易の認知症テストもやるのでしょうね。これは簡単すぎてクリアしちゃうのです。
検査は怖いという感覚よりも、何だかワクワクして好きです。
何かがハッキリするというのはとても精神的に良い。
いろいろ考えていくうちに、自分が何者なのかわからなくなる
人間誰しもそうだと思うのですが、何故自分が存在するのか考え出すときりがないというか、どんどん深みにはまってしまう。
生きる意味など考え出したら、意味なんてねえよ。でストップしてしまう。
とても健康的とはいえません。
こういう考えは10代で一通り考えつくしたと思っていたのですが、この年でまた考え出すとは、もうなんともいえませんです。
こういう裏側の自分がいて、せめて表側だけでも、わかる限りハッキリさせたいと願ってしまうのでしょう。
ハッキリさせてもきっと次から次へともっとハッキリさせたくなるのもわかっているのですけどね。
検査を待つというのはその間だけでも、考えることを据え置きできるので精神的に楽なのです。
結果が出てから考えればよいのですから。
そんなわけで、認知症の検査の他にも、胃カメラとエコーの検査の予約を入れています。夏場胃の調子が悪い状態だったのに、あいかわらずの甘いもの過食で、体重だけ増えていくばかりなのに、胃の状態は最悪。
消化器系の検査は12月に、地元のホームドクター的な存在の内科でうけます。
来年の夏くらいにはまた大腸の検査もしなくちゃ。
ほかにも婦人科系の検査もうけないと。
と、こんな感じですっかり検査に依存しまくっています。
まあ、その分精神的に安定してきたので、良しとしていますが。
こうやって書いてみると、自分のおバカさ加減がよくわかりますね。
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実際に認知症ならば若年性になるわけで、それも怖いし、気質的に脳の以上があればそれはそれでまた怖いし、というのが、近い将来わたしが陥る不安なのはわかっているのですけど。
最後までお付き合いくださいましてありがとうございます^^