息子に解離性障害の告知と説明をしてもらいました。~通院記録6
息子の同行
精神科受診の予約日でした。
息子が同行する日です。
家を出る前からなんだか緊張していて、不安定な気持ちでした。
息子のほうはと言うと、なにやら機嫌が悪いようでイライラしていました。
彼は彼なりに緊張していたのかもしれません。
そんなわけで会話らしきものなく、徒歩15分の道のりとバスに10分ほど乗って病院に着いたのでした。
病院で…。
毎度のことなのですが予約時間からかなりの間待ちまして、わたしは半分寝(半部起きていて半分寝ている状態)で息子はゲームをしながら名前が呼ばれるのを待っていました。
30分以上待ちまして先生自ら呼びに来てくださって、いつもとは違う部屋に案内されました。小さな子どものプレイセラピーか発達検査をするところなのでしょうか?かわいいものがいっぱい置いてあり反対から様子が見えるミラーもありました。
わたしは緊張しっぱなしだったので、部屋にあるいろいろなものを確認できませんでした。とても残念です。
息子を紹介してご挨拶して、それからいつもと同じように先生はお話を始めました。
いつもと同じなんですが緊張しているものだから、上手く話せません。
そうしているうちに、息子のほうに上手に話を持っていかれて、わたしの状態を聞きだしていました。わたしも私の様子を第三者に息子が話すのを聞いて、その内容に少々びっくりしました。やっぱり記憶にないからです。
先生は息子に、私がそういう状態よりもひどくなったら逃げてくださいと言っていました。それにもびっくりしました。
息子と先生は笑っていましたが、わたしは少々ショックでした。まあ二人が笑っていると言うことは大丈夫なのかなあとも思いましたが…。
解離性障害の説明
先生は息子にわたしのその症状と病の内容をやさしく説明してくれました。TVドラマで解離性同一性障害を扱ったものがあったようで、その話をふってくださったのですが残念ながら息子もわたしもそのドラマはもちろん、ここ3年ほど家でTVを見ると言う習慣がなくなったので、録画してみるような番組しか見ていないので先生に二人そろって首を横に振らなければなりませんでした。
多重人格と言う言葉も使って説明してくださっていました。息子に上手く伝わったかな?少なくともわたしが説明するよりかははるかにちゃんと伝わったと思います。
とにかく先生は息子に、わたしの状態が変化したりするのをよくがんばって支えてくれていると言うことを息子に何度か言っていました。これは本当にありがたいことです。
息子の心にケアにもなりますから。
帰宅
普段よりも短い時間で診療は終わりました。
わたしは最後まで緊張しっぱなしで、いつもより短いその時間でもものすごく疲れてしまいました。
息子のほうは、平然としていたので安心できたのでしょうか?
帰りにレンタルショップによって、息子リクエストの「ロード・オブ・ザ・リング」旅の仲間偏?を借りて帰りました。
連休中にゆっくり観る予定です。
すごく緊張して疲れた一日でしたが、前に進めたかなと思います。
少なくとも息子に正確な情報が伝わったのは本当によかった。
優しそうな先生だねと言っていました。
次回の診察でちゃんとお礼を言わないといけませんね。
メモメモ。
最後まで読んでくださってありがとう。感謝。