2月なのに春?ガーデニングの敵、アブラムシが今年もやってきました
もう春なのですか?春なのですね。
暦の上ではもちろん、気候的にももう「春」という気配がたっぷりします。
朝晩はまだまだ冷え込んだり、日中でも風の冷たさに身体が凍えそうになったりはしますが、しっかり「春」何だと思うことがらが目の前に現れました。
いちおう、わたしの趣味は(精神科の主治医に言われてがんばって作った趣味)ベランダガーデニング。
ベランダで何種類かの植物を育てています。
もう三年目になるのかしら。あれ四年目か?
わたしの性格というか、こだわりというか、性質というか、一年草はさみしいので育てないようにしています。
はじめのうちは、時々一年草も育てていたのですが、今年は皆無。
毎年花を咲かせてくれたり、見事な緑色を楽しませてくれる植物ばかりを育てています。
その植物たちを観察していて「春」を実感しました。
植物の天敵「アブラムシ」が今年もやってきました
まだ二月なので安気に思っていたのですが、なんか花が大きく咲かないなあと思っていた「ウィンターコスモス」の鉢。
じっくり花芽を見ていたら…
いました大量のアブラムシ軍団。
花の世話をしていて、ほんとうにめげてしまうのがこれらの害虫や病気。
わたしは小さな虫が怖い!(虫全体が苦手ですが)
鳥肌が立つくらい怖い!
「アブラムシ」は手や歯ブラシ、粘着テープなどで、ひとつひとつ駆除していくのが花を痛めずにすむいい方法なのですが、とてもとてもそれをやる気にはなれません。見ているだけでも背筋が寒くなって、吐きそうになるのに…
(初年度は、根性で手で駆除するという方法も試してみたのですが、そのあとの手洗いが異常な状態になったのでもうやりません)
実は土を触るのも苦手なんです。
だから、花の世話をするときは薄手のゴム手袋(使い捨ての)をしっかり使います。
その手袋をしていても、アブラムシ駆除はわたしにとって大きな壁。
コワイコワイ。
なので、アブラムシがついているところをいっきにカットして、そのあとは殺虫剤を使用します。
がんばって、バシバシ剪定したのでアブラムシはたぶんいなくなりました。そこへ、とどめの殺虫剤を使用したので、とりあえず安心。
あー今年も、害虫駆除がはじまったのです。
つまりしっかり春というわけです。
なぜか世話している「えんどう豆」
毎年の害虫駆除にバンバン殺虫剤を使いたいので、「食べられる植物」は育てないことに決めていたのですが、なぜか今年は「えんどう豆が」元気に生息しています。
冬に、家事支援でお世話になっているヘルパーさんにいただいた「えんどう豆の種」。
良かれと思ってくださったのはわかっているのですが、心の中では涙目。
実がなるとワクワクしてうれしいことも初年度そだてた「さやえんどう」と「そら豆」でしっかり味わっているのですが、殺虫剤ををつかえないのだけはイヤ!
なので、冬の間、小さなポッドで発芽させてそのまま越冬…。
そんな簡単に発芽もしないだろうし、ましてやちゃんと冬越えはしないのじゃないかと思いつつも、きちんと世話(水遣りだけ)はしていましたら、立派に越冬してしまいました!それも小さなポッドで花芽までつけて…。
ここまで来てしまったら、ちゃんと植え返してあげて育ててあげないといけません。
急遽プランターに植え替えて、のびのびになっていたつるもきれいにしてあげました。
で、置く場所を工夫して、ちょっとだけぼっち箇所を低位置にすることにしました。これで、このえんどう豆には殺虫剤はかからずに、他の植物にはバンバンつかえます。
まあ、えんどう豆じたいに害虫がついてしまったらどうしようもないので、心を空白にして自力で害虫駆除するしかないのですけど…
たぶん、いま花が咲きはじめているので、収穫まであっという間だと思うのです。その期間だけでも、何とか虫が来ないようにと祈るしかありません。
↑ えんどう豆の花。薄ピンクでとてもかわいい。
我が家の植物たちは3才か4才
先にも書きましたが、わたしが世話している植物はみな多年草。
バラに、カランコエに、ウィンターコスモス、アリッサム、ハゴロモジャスミン。
あとは室内で観葉植物。
あ、観葉植物は16才のドラセナと10才のポトス。ほとんどお世話をしていないけど、元気です。
何年も楽しませてくれる植物が好きみたいです。
一年でさよならだととても悲しくなるのですよね。
でもですねー多年草を育てるにはそれなりに根気が必要なようでして、観葉植物のように放置でも元気でいてくれるのとは違って、毎年毎年、季節季節でちゃんとお手入れをしないと元気になってくれないようです。
去年は根づまりしてほとんど花を咲かすことができなかった羽衣ジャスミン。
今年は、強引に根づまりを解消させて短く剪定しきって植え替えたジャスミンに蕾がたくさんついてきました。無事に開花するのを楽しみに毎日蕾に霧吹きをしています。(花を長く楽しむために、蕾に霧吹きがポイントのようです)
多年草で越冬もしてくれるけど、種がこぼれて落ちたところから発芽した新人君も混じったアリッサム。この冬でだいぶ元気がなくなってしまったので、そろそろ何かしらのお手入れをしてあげないといけません。
そしてカランコエ。
このお花は冬は外では越冬できません。が、二年続けてお外で越冬させています。
夜にビニールをかぶせるという簡易ビニールハウス方式です。
本来ならば全体的にこんもりまあるく仕上げたいところなのですが、なかなかうまくは行きません。 やはり寒さにやられてしまう箇所も出てきてヨレヨレのヒョロヒョロ茎になってしまって葉が落ちてしまったものもあります。
それでも、一年目に室内で管理したときは大失敗したので(普段からカーテンを閉め切っているので日光不足で半分以上お亡くなりになってしまいました)この方法で咲かせ続けようと思っています。
今年は大胆に植え替えをする予定。
ミニバラは去年とても見事に咲いてくれましたが、夏の後半からハダニが大発生して、大きな緑色だった葉っぱがだんだんと小ぶりになってしわしわの茶色になって、冬場には可哀相なくらいでした。
駆除もいろいろがんばったのですが、うまく行きませんでした。
そこで冬の剪定、植え替え時に大胆に水洗いしてとりあえずのハダニはすべて駆除。春に息吹く新しい芽にまた虫がつかないように、よーくよーく観察して、ひたすら駆除。
いまから意気込んでいます。
それにくらべて観葉植物は楽でいいです。
ポトスはほとんどなにもしないでも、自然に増えていくし、息子と同じ年のドラセナは背丈が大きくなりすぎたので、今年は挿し木で背丈を落とそうと思っています。
丈夫なのできっと成功すると思います。
こんなかんじで植物のお世話を趣味としてやっています
元来めんどくさがりなうえ、つちの感触が大嫌いなわたしにとって、良い趣味なのか、ストレスフルな趣味なのか自分でもわかりませんが、きれいな花が咲くのはうれしいし、緑の色が心地よいのは事実ですし、毎日それなりには目をかけてあげないとならないというのは日々の生活リズムに一役かっているような気がします。
もし手に入るのなら、カンパニュラか、ベロニカあたりを増やしてもいいかなあと思っています。青い色のお花がなくって、ちょっとさみしいので。
お花のことを調べたりするのは楽しいです。
最後までお付き合いくださってありがとうございます^^