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別名お花畑あたま。

自分の思うとおりにならないと気がすまない人

前回更新してからまる一週間たちました。ちょっとだけお久しぶりです。

わたしの身の回りガサゴソと騒がしかったもので、身体的にと精神的にとW効果で参ってしまっていました。

 

世の中には自分の思うとおりにするために努力を惜しまない人はたくさんいる

褒めているわけではありません。

自分の思うとおりに他者を動かそう、他者の心を服従させようとする人は、思っている以上にたくさんいるのだなあと感じる出来事がありました。

 

一つ目は、わたし、前回更新した後すぐにインフルエンザに罹らなくてはいけなくなりました。つまりは更新した日に、わたしの父は亡くなりました。

とうとう会わずじまいで、逝ってしまいました。

最後までわたしのことは一言もなかったようです。

 

お式にもわたしは『インフルエンザ』といういいわけを用意して参列せずに済ませたのですが、言い訳を考えておかなくても大丈夫でした。

わたしは無き者として扱われていたようです。

式には息子と旦那さんに出てもらいました。

助かりました。感謝です。

 

不思議なことに、わたし以外にも無き者として扱われていた人たちがいました。

わたしの兄(母親違いの)と、父の兄弟たちそしてその一族。

参列していなかったそうです。

家族葬だったので仕事の関係者がいなかったことはまだしも、(父は仕事人間でしたので仕事を引退したあともお付き合いのある方々は確か多かったはずですが)実の子が二人も参列していないなんて、実の兄弟が誰も参列していないなんて、驚きです。

 

知らないうちにお墓も立てられていたようです。

父には何のゆかりもない土地に。

すべては継母の思うがままの展開になっていました。

すごすぎて、その話を聞いたときには笑いがこみ上げてきました。

継母とは、わたしとも兄とも、父の兄弟とも仕事の関係者とも、決して良好な関係ではなかったですから。

参列者はほとんど継母の親戚でうめられていたそうです。

すごいすごい。

最後まで父を自分だけのものにしないと気がすまなかったのですね。

かわいそうな人です。父も継母も。

 

わたしの血縁者(実妹)も同じタイプ。

 葬儀の場で、お墓の件で頭に血が上った実妹

所かまわずぶち切れたそうです。

 

そしてそのまま怒りを引きずって、相続について一人で突っ走りだしました。

金額にしてもたいしたことはない相続なのに、権利だけは主張したいというか、勝手にお墓を立てたことでその仕返しをしたいらしくて、実子である権限を最大限に主張し、相続するつもりのようなのです。

それも、他の兄弟を巻き込んで。

その中には当然わたしも入っています。

 

本人から直に話があったわけではないので、一人勝手に動いている状態であることには代わりがないので、法的効力としてはどうなのか、ちょいちょいとNETや電話相談で調べたくらいではわかりませんでしたが、権利はしっかりとあるので、継母が全額相続することはなさそうです。

 

わたしはあくまでも受身でいて、結果が出てから考えようと思っています。

 

妹も、自分の思うとおりにするためには手段を選ばない人ですから、あちこちから知識も仕入れている様子。

わたしも過去に痛い目に合わされましたから、彼女のやり口はよくわかっています。

継母もイタイ人を敵に回してしまいました。

この二人の争いを横目で見る程度にしておきたいのですが、それですむかどうか分かりません。

受身でいられる限りは受身に徹しますが。

 

たまたま自分の身内の話でしたが、こういう人は本当によくいますね

わたしの身内は、ちょっと一歩間違えたら犯罪か?と思うところまで人を追い込みますけど、そこまでは行かなくても、自分の思うとおりにしない時がすまない人はそこそこ存在するのです。

 

父の葬儀などの騒ぎの中、息子の友人(息子と同年の中学三年生)から相談を受けました。

親戚のおばちゃんから、

「あなたの家は貧乏だから、高校卒業したら働かなくてはいけない。だから、今希望している進学校など受験せずに、就職に有利な商業科か工業科に進みなさい」

と言われたとか。

息子の友人、本人としては、第一希望の(この第一希望もワンランク落として確実性を狙っていた)高校に進み、大学には奨学金などを利用して、親に迷惑かけずに進みたいと色々考えていたので、この親戚からの言葉に大変ビックリして動揺を隠せなかったそうです。

それはそう、その話があったのは、大切な試験前々日でしたから。

 

これはわたしの想像ですが、いきなり親戚がそういう話をするわけがないので、息子の友人の親が親戚に相談して親戚から話しをしてもらったんだと思うのです。

確かに、その子の家はシングルで家計的には厳しいかもしれない。けれど、息子の将来への夢を無理やり捨てさせて、働かせる方向に仕向けると言うのはなんとも苦しい。まだ14歳なんですよ。

たとえばその子の親が、病気や障害を持っていてどうしても働いて養わなくてはならない。と言う環境ならいざしらず、まだまだ若いし充分に働ける状態。

確かにいざ何かあった時は、困ってしまうでしょうが、それはどこの家庭もほとんど同じことではないでしょうか?

 

わたしには、想像もできないことなので、この子の親御さんの気持ちは全く理解できませんでした。

 

わたしが出来たことといえば、親の人生と子の人生は別物である。

数年後自分が後悔しない道を考えるべき。

たとえ新学校に進んでも、高校卒業後就職できないと言うことはない。

大学も将来の夢があるのなら、14歳の今、それを断念するのはちょっと早すぎる。

自分が通ってよかったと思える高校に進むのが一番いい。

 

と、ちょっと他の家庭の事情もわからぬまま言い切ってしまいましたけど、子どもの側の味方がひとりくらいいないとその子の心が折れてしまいそうだったので、はっきりと言ってあげました。

学校の先生にも相談すると言っていたので、その子の希望通りに話が進むと言いのですが、親と言う壁は教師にとっても分厚いものですから、ちょっと心配です。

 

とにかく明日からのテストをがんばろう!

 

そういって送り出しました。

 

ちょっと光が見えてきたと、その子は言っていましたけど、親や親戚からの重圧に耐えられるかどうか、とても心配です。

 

親にとっては子どもは自分の一部のようにどうしても感じてしまうものかもしれませんが、別物ですから。絶対に別物ですから。

こういった話は、昭和の時代だったらよくある話だったかもしれませんが、親の言うことには絶対に従う!ことはないのですから。

自分の人生は自分で勝ち取ってほしいと思います。

 

この件は、一つ間違えばメンタル弱い子だったら自殺していてもおかしくない。

わたしがどうしても子ども目線で考えてしまうので、そのせいかもしれませんが、これは虐待とも取れるなあと思っています。

 

貧困が続くと、こういう家庭がいやでも増えてくるのかなあ…。

苦しいことです。

 

 

子どもに貧困を押しつける国・日本 (光文社新書)

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他者は自分の思うとおりになんてならないものだと、早いうちに気がついたほうがみんな楽なのに。

 

 

 

 

 最後まで読んでくださってありがとう。感謝です。

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