好きなもの楽しいものは宝物なのです。
精神科の主治医から出た宿題。
難航しています。
今までの人生で楽しかったことを10個。
嫌だったことを10個。
楽しかったこと。嫌だったこと。この二つはメビウスの輪のように表裏一体。
わたしの中で楽しかったことが嫌なことに変化し、
いやだったことが最後には楽しいことに変化している。
脳内操作だけじゃなくて実際にそういう記憶もある。
困ったな、宿題出来そうもないや。
話は変わりますが、
ASD(自閉症スペクトラム)の人間にとって、楽しいことや好きなこと(ingで)って言うのは、人生を生きる上でとても大切な宝物のような気がします。
趣味でもいい、好きなことがあるとそれが張り合いになって多少の辛いことは我慢できるようになる。
好きなことがあればそれを目標に生きることも出来る。
好きなことがあれば、毎日が自分のために回ってくれているような気になれる。
好きなことがあれば…。
でもこの好きなことってなかなか見つけるのが難しいのもASDの人間。
自己肯定感が低くなればなるほど、好きなことさえも失ってしまって、見つからなくなってしまう。
二次障害など起こしているものならば、好きなことよりもいやなことのほうがはるかに多くなってしまう。
ほんと生きるのが難しい。
でも、子どものうちからどんなことでも良いから好きなものを見つけておけば立ち上がったときに一緒に励ましてくれるのは、人よりもその好きなものじゃないかな?
ASDの人鉄道好きが多いですよね、そしてそれに付随してカメラ好きも多い。
鉄道とは別に、星空を写真にとって見たり、何気な風景を写真にとって見たり、カメラを持つと楽しみが増えるようですね。
絵の好きな人も多いでしょう。
そして音楽も。
色々なところに得意なもの好きなもの楽しめるものはいっぱい転がっています。
でも探せない。
幼い日から好きだった物を思い出してもう一度そのときの気持ちに戻ってみるのも良いかもですね。
と書いているわたし。
好きなものも楽しいものもほとんどなくなってしまいました。
今こうしてブログを書いているのは、文章を書くのが楽しかったころの名残。
要するに好きなことの一つです^^
本を読む、のも好きなことでした。本を読んでその世界に浸るのが最高に楽しいひと時でした。
うつがひどくなったときには本が読めなくなってしまいました。
そうしているうちに、ブログを書くことも出来なくなって…。
少しずつ回復してきてやっと書けるように読めるようになったのです。
好きなことはちゃんとまっていてくれました。
長い間本が読めなくて、積読本になっていた本が私を呼んでいます。
ブログも出来るだけ自由にかけるようにとこうして新しく始めさせてもらいました。
調子を整えるために一月は毎日書こうと思っています。(一昨日すっ飛ばしてしまいましたが。寝落ちしてしまったのです)
前のブログも息子のことを中心に時々更新しています。
わたしなんかでも、こうして好きなことが出来ているひと時があるかないかでは全く違う。
毎日が少しずつ張り合いが出てきているような気もしています。
好きなもの楽しいものはASD者にとっては宝物だと思うのです。
ASDのみなさん、どうか好きなもの楽しいものを手放さないで、きっと時間がたっても好きだという宝物はちゃんとまっててくれますから。
わたしの新しい楽しみ。花を育てること。年をとって好きになったのか幼いころから好きだったのかそれは記憶にないのでわかりませんが、今とても楽しいです^^
最後まで読んでくださってありがとう。