夏目友人帳17巻~ヒノエは相変わらず素敵です。
一月の新刊コミックス。
もう、17巻か~と感慨にふけるほど昔から愛読していたわけではない。
去年からの読者。つまりホヤホヤ~ってところ。
きっかけは息子がアニメを見て原作を読みたがったから。
この漫画自体は知っていてニャンコ先生のグッズなど目がウルウルしてくるくらいほしくなったり何だか面白そうだなあとは思っていたのだけど、いまさら自分のための漫画雑誌(LaLa)など買えないし、ましてやコミックスまでは手が出ない。
遠い昔から読んでいるコミックスだけは続けて買っているけれど…。
そこへ、息子からの一言で大威張りでコミックスを月に1冊ずつ位のペース(あれ?計算が合わないぞ???)で購入しはじめたのだ。
計算が合わないのは多分わたしが辛抱ならずに購入してしまったのだと思う。
少年と妖(あやかし)たちの物語。
少し切なくてでも何だかほっとする物語。
悲しい思いや辛い思いも沢山あるけれど、そこに広がる物語には読者への癒しの力があるのじゃないかと思える。
harubon
白泉社のLaLa(少女マンガ雑誌)に連載中。
タイトルのヒノエさんは17巻の表紙の女性。妖しです。
友人帳の初期からずっと登場しているサブのサブくらいのキャラクター。
わたし、このヒノエの着ているものや性格が大好きで登場するとついついガン見してしまう。
17巻に収録されている内容はどれも素敵な一品に仕上がっている。全部で三つのお話。何だかお値打ち感あふれている巻だと思う。
ネタばれはよほどのことがない限り書かない主義なので詳しくはやめておくけれど、心を痛めている人に読んでほしいなあと思う。
これ男女性別年齢問わず。
特に真ん中のお話、第70話は妖との奇妙なふれあいがなんともたまらない。
心にやさしさと切なさ両方が広がる。
しばらくの間は、この17巻お気に入りとしてわたしのベッドサイドの夜眠る時に読む本棚に入れておきます。
それにしても息子、自分が気に入ったものならばジャンルは問わないらしい。
なかなか素敵な性格に育ってくれたなあ…
この夏目友人帳に何かを感じたんだろうな、そのことについて話し合ったことまだないや、いつか機会があったら話してみよう。
夏目友人帳ビジュアルファンブック 夏目画楽帳 (花とゆめCOMICS)
- 作者: 緑川ゆき
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2014/01/04
- メディア: コミック
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ついつい17巻と一緒に買ってしまった。
こういったファンブックって絶対に必要じゃないけど、調味料的に読んでみると面白いかなあ。わたしは久々の楽しめるファンブックだった。
最後まで読んでくださってありがとう。