一月以上の記録忘れ~精神科通院記録23.24.25
精神科通院記録を更新するの忘れていました
11月に始まった身内の不幸からその死、葬儀関係、相続のゴタゴタなどなど、少々耐え切れないことが続いていたせいか、しっかりと通院してその都度ドクターに助けていただきながらも、その事を記録するのを完全に忘れていました。
そもそもこのブログを始めたきっかけが自分用の通院記録としてしっかり残しておきたい。だったのにこの有様です。
どうも、わたしは自分がいっぱいいっぱいになると、記録することも忘れてしまうみたいです。
手帳に書いている毎日のTODOリストも、先月半ばから飛び飛びで何も書かれていない日が多い。そういう日はいったい何をやっていたのか全く思い出せない状態です。
多分一日寝ていたとか、という日も多かったかと思いますが、息子の学校関係でもアレコレあったけどな~程度には思い出せています。
(予定として記録してあるからですけど)
身内の問題(害になる身内たち)は第三者に任せる
この期間は問題が切羽詰っていたので、精神科のドクターからのアドバイスも実質的なものが多かったです。
- 会いたくない人とは会わない工夫を
- 葬儀にも周りを気にするのではなく自分自身の気持ちで出席するかどうか決めること
- それでも関らなければならない場合は第三者に間に入ってもらうこと
- 特に相続の問題は第三者にまかせっきりでいい
それぞれに具体的な案も出していただけて、それにしたがって動くだけでよかったので非常に助かりました。
いざとなったときの頓服薬も昔飲んでいたリスパダール液0.5mlを処方していただき、苦痛がひどい場合はその薬で乗り越えることが出来ました。
いつも息子の調子のことも聞いてくれる
母親のわたしの状態があまりよくなかったせいもありますが、息子のことをよく聞いてくださいました。
息子のことまで気にしてくださっているんだと思う気持ちと、息子のことを考えていればわたしの精神は穏やかになるという効果と両方を狙ってくれていたんだろうと思いますが、今のわたしにとって自分のことと息子のこと両方を気にしてくれる存在はとても大切なのです。
わたしの生きてきた環境では、わたし以外の人のことが(時には犬猫でさえ)中心で、わたしの存在はありませんでしたし、当の本人はその事にあまり気付いていなかったし、へらへらと自分の務めを果たすだけ(一番近い過去だとお金を稼いでくる役目)でしたので、だれもわたしのことを気にしてくれる人は存在しませんでした。
だからそれが当たり前になっていて、どんどん心も体も蝕まれていったのですね。それを何十年も続けるというおバカさんだったわけなのです。
ストレス状態が続いたときの解離
この期間頻繁に解離が起こりました。
息子もなれたもんで、テキトーにあしらってくれたようです。
解離が起きているのはほんの短い時間なのですがわたし自身自覚がないので、起こってしまった結果を見て、あらら…。と思って後片付けをするのがせいぜい。
ひどいときなんて、わたしが気付いたときには息子が後片付けしていてくれました。ほんとに申し訳ない。
そのときは一緒に片付けて、息子からも話が聞けました。どうやら息子がきっかけを作ったらしくて謝られてしまいました。ほんとにこちらこそごめんなさいです。
(ちゃんと言葉にして言いました)
電車に乗れば、目的とは違う場所についているし(こういうこともあって時間通りに事が運ばない)乗り過ごし、逆方向に載ってしまうなどしょっちゅうでした。
幸い、転んだとか、車に轢かれそうになったとかはなかったのでよかったです。
ほんと、ボーっとして歩いているだろうから。
自分ではわからないところが怖いですね。
移動ヘルパーさんについていただいていたときに一度解離状態になって、ヘルパーさんをあわてさせたことがあるのですが、そのときは普通に歩くのだけでも危機管理がゼロ状態で危なかったとか。
自分に記憶がないのが幸いしてか、怖くて外に出られない。ということにならないのでまだ安心ですけど。
ストレスをうけないことなど生きていて出来るわけがない
主治医にもしっかりと言われていますし、わたし自身お守り代わりになっているので、どこに行くにもちょっと出かけるだけでも、お薬を手放すことはありません。
少しでも自分の状態の異変に気付いたら頓服を飲みます。
脈拍があがっているとか、考え事が止まらなくなっているとか(過集中)身体中が硬くなっているとか、指先が震えているとか、顔の筋肉が痙攣しているとか、ほんのちょっとしたことでも気がついたら頓服を飲む。
この気がつくことが出来るかどうかが一番の問題なのですが、外出先ではそれなりに気を張って行動しています。(本人的には)
お薬に頼りすぎているとは思いません。
これがないと、外に出歩くことも出来なくなるのがわかっているから、生きるのに必須です。
わたしの場合は、少量で効くのでまだ幸いです。飲みすぎてODになる可能性が限りなく少ないので。
わたしが薬が効きやすい体質でよかったと思います。ドクターもお薬に関しての注意も最大量を教えてくださるのですが、それには程遠いですのでいつも安心しています。
去年の今ごろよりかはずっとよくなっていると思いたい
今年は大きな事柄があったので最後の最後でゆれゆれになってしまいましたが、一年を通してみると、去年の自分よりも今年のわたしの状態のほうがずっとよくなっていると思います。
ちょっと覚悟が出来たというか、半信半疑だった解離についても解離性健忘であろうと解離性同一性障害であろうといずれにしても、わたしが記憶できないところでわたしが何かをしているというのは確かなので、そこのことを受容したらあとはどう対処するかの問題だけだからだと思うのです。
残念なことに、解離性障害のお薬は存在しません。
お薬で治ったりある程度は快復するということはありません。
解離する前の状態をいかに維持するか、解離してしまった後にどう自分をフォローするか、このことだけに力を入れて本当に対症療法でしかないお薬の力を借りてなんとかしています。
自分が解離性障害だと自覚するかしないかとではそのあたりが大違いだと思うのです。
来年はまた一歩、解離も、ASDの特長とも、長年のうつ状態とも、身体のほうのいろいろな不調とも上手に付き合っていければなあと思っています。
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ビリー・ミリガン死去。奇しくもダニエル・キイスと同じ年に。『失われた私』のシビルについて"Sybil Exposed"が書かれたように、彼の多重人格についても検証が必要だと思う。http://t.co/A931Flahp2
— 風野春樹(『島田清次郎』発売中) (@hkazano) 2014, 12月 24
最後まで読んでくださってありがとう感謝です。