いま、現在、を気付くには~精神科通院記録8
忘れないうちに通院記録を。
四月はやっぱり調子悪いです。
自分の思うとおりに予定が組めないと言うのも一つの原因。これは子育て中の方ならわかってくださると思います。何せ四月にばたばたと急に予定が入る(学校関係)これには参ってしまうのですよね、予約が入っている病院などをまた予約の取り直ししなければならないし。
今回の精神科の受診も、学校の予定を優先させたがために予約取り直しました。先生ごめんなさいです。
この時間が思うように組めないと言うのは、ただでさえ時間の感覚が薄い私にとっては結構な問題なのです。
今回の受診はそのことについてお話をしてきました。
時間の曖昧さ
時間がどこかへいってしまう。
捕まえていられないのですよね。今が何時なのかもわからなくなる。特に過去のフラッシュバックのあとはひどいものです。時間どころか現実かどうかもわからなくなるのですから。
解離なんでしょうか?
なんと言うか、世の中が薄い幕がかかったようにかすんできて、時計を見ても時間と言う感覚がつかめない。ひどいときは手足の感覚がなくなって動かせなくなる。声を発生することも出来なくなる 。
一通り苦しんでそのあと根性で動かす。これは自分に自分が命令する感じ、頭の中で活字で命令するのです。
すると何とか動いてくれる。あとは頓服を飲んで一息。
こんなことをやっていたら、時間がどんどん過ぎて行っててついていけない。
春はやっぱりしんどいです。
主治医に教えていただいたこと
ドクターに教えてもらったいまを取り戻す方法。
- 一つは手とか足とか抓ってみる。
これは感覚がおかしくなり始めに効きそうです。
- もう一つは、何か単純作業をしそれをしているときは今だと頭の中で決める。
いろいろ相談をして、靴を磨くことになりました。
本当は、お皿洗いとか雑巾がけとかもっと手軽の出来るものがいいのですが、私は水に恐怖があって、(水大好きなんですけど不思議なところです)水を使うと記憶が飛びやすいのです。
で、結果として靴磨き^^磨くほどの靴などほとんどないのですが、がんばって磨こうと思います。
なんだか楽しそうだし、ぜひやってみようと思います。
時間と平行して歩けない
ドクターに過去のことを整理していく前に今の事を少しずつ整理していきましょう。
と言う感じのことを言われました。(もう忘れちゃっています、ナンダカナー)
過去のことに手をつけるのはまだまだ怖い思いがいっぱいで、避けられるものなら避けていきたいなと半ば思っています。
こうやって逃げる癖が私にはあって、逃げながらごまかしながら生きてきたんだよなとつくづく思います。
逃げても逃げても時間はついてくる、決して逃れることは出来ないもの。
そのことは充分にわかっているつもりなのですが、その時間と仲良くなれない。時間は私を振りほどいて一人で先に行ってしまうし、どこかへ遊びに行ってしまう。
解離の症状なのだとは思いますが、時間と平行して歩くと言うことも怖くて出来ないのです。
時間は飛ばすもの。
そう身体と脳裏に染み付いているのかもしれません。
今日のお薬
- サインバルタカプセル20mg×3(朝食後)
- リボトリール錠0.5mg×1(就寝前)
- ヒルナミン細粒10% 0.02g(就寝前)
- ロドピン細粒10% 0.05g(頓服・就寝前)
- クエチアピン細粒50% 0.01g(頓服・就寝前)
EMDRによる解離性障害・複雑性PTSDの治療―キャロル・フォーガッシュ講義録
- 作者: キャロル・フォーガッシュ,日本EMDR学会
- 出版社/メーカー: 二瓶社
- 発売日: 2014/04
- メディア: 単行本
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目新しい本だと思ったら四月の新刊です。治療者向けの本ですね。EMDRの治療がたくさんの人の助けになるよう願ってしまいます。
最後まで読んでくださってありがとう。