壷イメージ療法をしました~精神科通院記録9
昨日のことなのにストンと忘れていました。
昨日は通院日でした。
あまりにもスッキリとしたものだからか、記憶から抜けてしまっていたようです。
このことはいやな記憶の抜け方じゃないので、あまり気になりません。
タイトルの通り、昨日の診察で「壷イメージ療法」をしていただきました。
自分の心が入った壷をイメージしてみる、と言った心理療法です。
わたしの主治医はとってもおだやかでやさしいので、いつも精神療法を受けるときはすぐにリラックスできるので自分としてはとても楽なのです。
精神科の先生と言うのはおだやかな方が多いのでしょうか?
わたしの今までを振り返ってみると…半々かな?
印象にすごく残っているのは、スピード診察でもお薬を出してもらっているだけじゃない、ちゃんとわたしを見てくれている、と感じる先生。他ブログではお茶目先生と仮名つけさせてもらうほど茶目っ気のある先生。お元気かな~
あららまたまた横道にそれてしまいました。
軌道修正して。
壷イメージ療法
今の主治医のゆっくりとした誘導で、壷をイメージしていったのですがすぐにいくつかの壷がイメージされて、その中身まで浮かんでくるような感じで、ちょっと怖くなったりもしましたが、安全弁がちゃんとあるので大丈夫。
この壷イメージ療法は壷に蓋をする。というのと、壷を置く場所を決められる。と言う二つの安全弁があるのです。
とっても安心。
先生の誘導で一番気持ちが楽な壷に入ることが出来ました。
その壷は壷というよりも水を汲む瓶のような形をしていて、わたしの好きな薄い青色の陶器の壷。
大きさは1メートルくらいだから水瓶に使うには大きすぎます。
覗き込むと中にはお水がいっぱい入っていて、初めは怖くては入れなかったのですが、ちょっとのがんばりでするりと入ることが出来ました。
水の中は心地よい冷たさでいい気持ちでしたが息が出来ません。
初めは少し入るだけですぐに外に出ました。
水気も残さず全部瓶の中にもどして始まりのままの状態で外に出ることが出来ました。
二度目に挑戦したときは、なぜか息が出来て、壷の中で丸くなっていた最初と違って、中はとても広くてどんどん泳げます。
まるで海にもぐっているような感じでとても心地よかったのですが、光が差し込んできて、それが怖くて苦しくて、わたしはどんどん奥へと潜っていきます。
光が届かないくらい深くもぐるとやっと安心できて、疲れからか眠くなってしまいました。
わたしは深い深い壷の中でうっすらと眠ってしまいました。
ふと気付いたのですが、わたしは私ではなくて10歳くらいの男の子でした。
その男の子をわたしが見ている感じなのです。でも感覚はわたし自身にあるのです。ゆっくり眠ってからわたしは瓶の外に出ました。
光が怖いときはサングラスをつければいいと気付いたので、ドクターにそのことを話しました。
蓋もコルク栓にしました。コルクなら息が出来るから。
この壷はいつでも見れるようにわたしのすぐ前に置いてあります。
この療法が終った後、わたしはとても気持ちが良くなって10歳くらいは若返ったような気持ちになりました。
昨日もとても暑い日だったので、身体は疲れているだろうに、精神が元気な状態だったからか、昼寝もせずに夕食もしたくもいつになくすばやく出来て(まるで昔に戻ったかのようでした)しっかりと美味しく食べて、そのあと少しNETをして、充実した一日を送れました。
今日もまだ昨日の元気さが残っている感じがします。
ToDoリストもきちんとこなせています。
これは珍しいこと。調子が悪いとリストにあげることも浮かばないから。
わたしにとっての水
壷イメージ療法、とても気に入ってしまいました。
あまり受ける側が知識を得ないほうがいいとは思いつつも、少々NETで調べてしまいました。
最後に参考サイトとしてリンクさせていただきますね。
この療法で思ったことは、わたしにとっての水と言うものはいつも何かの形でくっついてくる存在なのですよね。眠っているとき見る夢でも水の関係するものはとても多いし。
とても気になるので想像はしますが自己分析はしないように勤めています。遠い過去はそういった自己分析的なことがとても好きでこだわってアレコレ考えたり悩んだりして余計に物事を複雑化してしまった嫌な思い出もありますので。
(いつかその頃のわたしのことも書いてみたくなりました)
水瓶の壷以外にもイメージした壷はいくつかあるのですが、他のものは怖かったり痛かったりで中に入ることが出来なかったりそばに近寄ることも出来なかったものもあります。また書きたくなったら書くかも知れません。
深呼吸。
深呼吸すると気持ちがゆっくりになるので好きです。
*参考サイト
- 壺イメージ療法とフォーカシング(再掲): こういちろうの雑記帳
- NPO法人九州大学こころとそだちの相談室|福岡・臨床心理士によるカウンセリング
- テーマ「壺イメージ法」のブログ記事一覧 こもれび。 /ウェブリブログ
- 壺イメージ療法 - Wikipedia
最後まで読んでくださってありがとう。