メンタルに何かを抱えている(おそらく疾病名がついている)人がブログを書くということ
ブログを書くということ
最近ブログを続けることについてとか、ブログを書くということとか、視野の狭いわたしの目にもちょこちょこ入ってきていて、それに少し刺激を受けたのようでして、自分を中心に、メンタルに不調があったり発達障害であったりそういった方々のブログの続け方みたいなことを、少し考えてみました。
考えただけで、自分の脳内をさらけ出しているだけなのは毎度のこと。深く調べてもいません。
ただただわたしが感じたことのまとめになっています。
わたしの場合
ブログが書けるという状態はそこそこメンタル的に良好な場合がほとんど。
多少の落ち込みはあっても、記事の内容はともかく自分の頭の中のものをアウトプットすることは出来る。
書くという行為は、精神的に辛いけれど書き終えるととてもスッキリする。デトックス効果?みたいなものかもしれない。
出来れば、毎日書き続けて自分のメンタルを安定したものにしていきたいけれど、簡単にはいかないようだ。調子が悪いときは、書き始めても書き終わらせることが出来ない。中途半端にぶちっと終らせて無理やり更新してしまうこともあるけれど、どんな形であれ、(他者に伝わらなくては意味がないとも言うけれど)自分自身の中で多少整理されて終了できないと書き終わる事が出来ない。
こういうときは、さっさと諦めるに限る。
と言うのを最近覚えた。
はてなでもその他のブログサービスでも
とても残念なことなのだけど、メンタルに何かを抱えている人が長くブログを続けていくと言うのは、なかなかと難しいようだ。
購読していたブログが突然途絶えてしまうことがしばしばある。
悲しい。
メンタルの調子如何によって、毎回安定したものが書けない。というのが原因のひとつかもしれない。
普通の状態の人だって、常に安定したものが書けるかといえば、よほど文章力なり構成力なりがある人じゃないと難しいこと。
常に安定していたい。と言う一種の願いみたいなものがあるのかもしれないと、少し考えてみた。
精神的に不安定な日々を送っていると、安定に強く惹かれることがある。
調子の良いとき(安定したとき)の自分に恋焦がれるみたいな。
この思いに惹かれすぎてしまうと、少しでも調子が悪いときには何も出来なくなってしまう。
それが、ブログと言う形になると顕著に現れるのじゃないかと。
人に見てもらえるかもしれないと言う気持ち
書けなければ、更新せずにそのままにしておくと、当然PVは減る。
誰も見てくれなくてもいいや。
と言う気持ちでブログをはじめる人も多いかと思うのだけど、多少なりでも見てくれている人がいるんだと言うことがわかると、その数にこだわってしまうことが出てくる。
一度こだわりだすと、メンタルに不調のある人にとってそれはあまり良いものにはなってくれないんじゃないかと思う。
そういった数値で目に見えること意外にもさまざまな理由はあると思うのだけど、ブログを続けられない、続けるにはしんどいと言う地雷はいっぱいころがっている。
人の目を気にしながら、人のことを気にせず書けるときに書く。というスタンスが出来れば、長く続けることも充分可能だと思う。
実際に、はてなではそういう人をそこそこ見る。
日記のように、毎朝挨拶の一言だけでも書いている人。
調子の良いときに坦々と自分の思いを綴っている人。
自分の気持ちの変化をその時々で敏感に文章化している人。
そういったブログが読めるのはとてもうれしい。
記録としてのブログ
わたしはここのほかに10年続いているブログがある。
更新頻度は月に二回が限度。
安定してPVは低空飛行^^
内容は、息子の発達障害の様子の記録的なもの。
だから長く続けられているんだと思う。
このはてなでのブログも自分自身の記録として書いているつもりなので、何とか一年もったようだ。(一周年忘れていた)
一年前と今の自分を比較するのに良い材料である。
これが5年10年たてばもっと面白く比較できるかもしれない。
子どもの成長とは違い、衰えていく一方だけれど、自身の病気がどう変化していくのか、見直すにはちょうどいい。
人に見てもらえるかもしれないという緊張感がまた良いのだ。
何故はてなでブログをはじめたのか?自分でもその理由を良く覚えていないのだけど、はてなの良いところは、あまりブログ上のアレコレしたお付き合いがないから。これはとても助かっている。
購読していても、読んだらコメント書かなければならない。
などと言った暗黙のルールやマナーなんてものはなさそうだし、せいぜいスターをポチするかどうかくらいで、あとはその中には怖くて入れないブクマコメントの世界?だけ、それも遠くからそっと眺める程度にしておけば問題ないし。
このブログも長く続けていければなあと、そう思っています。
↑だいぶ前の発行ですがちょっと読んでみたくなりました。
この作者さんの頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書)当時の超ベストセラーでしたね。なつかしい。
頭の整理が下手な時、上手な時両方持っているのがメンタル疾患の人には多いのではないかしら?その時々を自然に表現できるようになれれば、よいのですよね。たぶん。
最後まで読んでくださってありがとう。感謝。