赤い月を見た。いろいろうつうつ先が見えない。
昨日は一日「うつ」ってた。
何もやる気が出ない程度のうつだったけど、気持ちがずっと沈んだままだった。
これはとても軽度なうつ状態なわけで、格別しんどいって事もなかったんだけど、夜になってその事(うつ状態)に気がついて、唖然とした。
病識がないってやつだったのです。
普段から、調子が悪いと直ぐにわかるのに昨日はどうもいつもと違ってじわじわと来るパターンだったようで、気がつけなかったのかな?
どこにも出かける予定がなくてよかった。
(本当は頭痛外来へ行こうと思っていたのだけど休診日だった)
状態がそれほど悪いわけじゃなかったので洗濯はできた。
洗濯は倒れこまない限りできている数少ない家事の一つ。
倒れこむというか寝逃げに走ることもなかったので、時間はたっぷりあったから読書ばかりしていた。
宮部みゆきの文庫、新刊をあっという間に読んでしまった。
宮部みゆき好きではないのだけどこの作品は単行本で出たときから気になっていて、文庫化を待って購入。
もしかしたら「うつ」っぽかったのはこの本の影響かもしれないなあ。
バカ親がたくさん出てくるから。
思考が上手に回っていかないから、本の内容について考えることもなかったはずなんだけど。
それでも夜、月蝕を見ることが出来た。
気がついたらお月様が赤かった。
すごい色だった。
月に吸い込まれそうな勢いだった。
ボーっと見ていたけど雲が邪魔をして、それがちょうどそのときのわたしにはよかったかもしれない。
ずっと見つめていたら間違いなく風邪をひいただろうと思う。
見ていて気持ちがざわついた。
理屈でわかっていても神秘としか思えない。
今月は9月より時間が自由になるはずなんだけど、何かに縛られている感じがして仕方がない。
それは息子の学校関係の行事が多いことと、自治体での行事もありそれの係りでもあるので多分キャパオ-バーしているんだと思う。
行事はもううんざり。
息子の受験もまもなく本番だし。
通常の受験生よりもかなり早い、通信制サポート校だからですけど。
早く安定したいからそれでいいのですけどね。
息子もそれなりにしんどそうだけどがんばってる。
多分来月も同じような感じなんだろうなーとは思います。
できるだけ安定した生活リズムになるように勤めようと思っています。
うーん。今日もあんまりよい気分ではないなあ。
それでも今日は息子の相談機関へ行かなければならない。
それも今年度で卒業。長いお付き合いだったなあ。
6年お世話になったことになるのかな?
あ、7年だ。
一番苦しかったときにお世話になり始めて、本当に助けられた。
息子もわたしも。
苦しくて身動きできなくなる前に、いろいろな相談機関や専門医には辛くても根性で出かけたほうが長い目で見ると、結果助けられているのがわかる。
一番辛い時ってすぐに答えがほしくなるけど、違うんだよね、やっぱり時が過ぎるのを実が熟すのを待たないと。
ん。ちょっと元気が出てきたなあ。
文章を書くというのはわたしにとってほんとのリハビリだわ。
最後まで読んでくださってありがとうございます。感謝です。