おせち料理を楽しく作っておいしくいただこう
お正月を楽に過ごすために、おせち料理を作ります
年に一度のぜいたく品として、我が家はお正月用に蟹を購入します。
ポチッと予約です。
かれこれ5年目?になりますが、毎年それなりに満足いく蟹が送られてきますので、安心して毎年高額商品(我が家のしては)をNET注文しています。
一度調子に乗って、おせち料理をNET注文したことがあるのですが、これは大失敗でした。お値段と中身のギャップが…まあ、これが普通なのかもしれませんが(他におせちを外注したことないのでわからない)一度でこりました。
それからは、おせちは半分購入、半分手作り。にしたのです。
なんと言ってもおせちがしっかりあると、間違いなく三が日は何も作らなくても大丈夫。せいぜいお雑煮。
これは楽です。当然買い物もしなくてもいい。
のんびりお正月を過ごすためには必須なのです。
平野レミさんのおせち料理
それに今年のおせちは年末に放送された『平野レミ』さんのぶっ飛びおせちに刺激されまして、レミさんのレシピを挑戦してみたくなりまして、作ってみました。
おせち家族に福きたる!平野レミの早わざレシピ|きょうの料理|くらしのパートナー:あなたの毎日の暮らしを豊かにするEテレ(NHK教育テレビ)の生活実用番組ポータルサイトです。
*NHKサイト
番組は見ていないのですが、twitterから流れてくる色々な感想を眺めているうちに、これはレシピチェックをしなければと、上記のNHKサイトをじっくりと読んでみたのです。
そこで我が家に合うおせちの品として、『マーマレード田作り』と『紅白なます』にチャレンジしてみました。
我が家のおせち2016年版
手作りするおせち
- たつくり(二種)
- 栗きんとん
- 煮しめ
- 紅白なます(二種)
- たたきごぼう
- たまご巻き
購入するおせち
- 伊達巻
- 紅白かまぼこ
- 黒豆
- 数の子
- 加工肉(ハムなど)
- 昆布巻き
- いくらのしょうゆ漬け
こんな感じです。
- 29日の晩に大なべに水と昆布を入れて寝ます。
- 30日、ぼへぼへしながら10時くらいにおせち料理スタート
- 一晩以上置いた昆布の出汁がしっかり出たものを火にかけ、かつおぶしを投入しておせち料理の基礎となるお出汁が完成。さるなどでこしながら鍋から鍋へ出しを移しそのまま放置。
はじめに酢の物をやっつけます。
- まずはたたきごぼう。
- ごぼうの皮はスチールたわしで擦り取ります(水にさらしてスチールのカスがないかどうかしっかり見てね)
- 少々の酢を入れた水でした湯でます。長さは鍋に入る程度に切ります。(10分~15分くらい。ゆですぎでも大丈夫)
- 基本の出汁と酢(米酢がわたしは好きです)と砂糖と塩としょうゆ少々で漬け汁を作ります(火にかけて一煮立ちさせると酢の酸味が柔らかくなります)
- 火からおろしてすりゴマを多めに振りいれます。
- 冷蔵庫にしまうときかさばらないように四角い容器を用意します。
- 茹で上がったごぼうをすりこ木や面貌で思いっきりたたいて、線維を砕きます。
- 4センチ位の長さに切りそろえます。
- 四角の容器に並べて入れてその上からすりゴマを入れた付け汁をたっぷりかぶるようにまわしいれます。
- 冷蔵庫に寝かせて、たたきごぼう完成
すりゴマを入れるのを忘れてます><
レシピ
ごぼう2本
お酢100cc 出汁100cc 砂糖80g(甘めです)しょうゆ塩少々
すりごま
紅白なます二種(大根とにんじん/大根とハム)
レシピから
A大根とにんじんの紅白なます
大根5センチ程の輪切り
にんじん半分
お酢50cc 出汁50cc 砂糖40g 塩、しょうゆ少々
鷹の爪輪切り少々
B大根とハムの紅白マリネ
大根5センチ程の輪切り
ハム1パックくらい
市販のイタリアンドレッシング
又は
オリーブオイル25cc お酢25cc 砂糖小さじ半分 乾燥バジル、オレガノ等 マスタード少々
- 平野レミさんの作り方をまねしようと、ビニール袋作戦で行きます^^
- 二品いっしょに作ります。
- 大根を千切りにする。
- 塩を振ってビニール袋へ
- これを二つ作る。
- にんじんを千切りにして片方のビニール袋へ。
- よくもんでしばらく放置。
- お水がたっぷり出るので、ビニールに穴を開けて水をしっかり切る(わたしはこれが出来なくて結局ざるにあけて絞りました~)
- 放置していた間にそれぞれの漬け汁を作ります。
- Bのハムの方はまぜるだけ。
- Aの方はちょっと火を入れるといい感じにできます。
- お水をしっかり切ったら、四角い容器に(これこだわりですね~)材料をいれ、漬け汁をしっかりまわしかけます。
- 冷蔵庫にしまって完成^^
左がふつうの紅白なますA
右がハムのマリネBです。(にんじんが苦手な人がいるのでこんな感じになります)
田作り二種(ふつうの田作りとレミさんレシピのマーマレード田作り)
- これも二ついっしょに作ります
- たつくりを乾煎りします(レンジでやるのも簡単でいいのですが、フライパンにペーパータオルを大きめにちぎって入れていると早くきれいに仕上がりますよ)
- たれを用意します
- A火にかけてぷつぷつと煮立ってきてから2分ほどそのまま煮詰めます
- その中に炒ったたつくりをいれ、少しかき混ぜながら煮詰めて、火を止めます
- Bは火にかけてぷつぷつとして来たらすぐたつくりを入れて少し煮詰めて終了
- 出来上がったらすぐに、ペーパーシートに平らに広げます(Aにはいりゴマを振りかけてください)(レミさんのレシピだと砕いた胡桃が入ります)
- 四角い容器に入れて(しつこいですね~)冷蔵庫保存
左がふつうの田作りA
右がマーマレード田作りB
レシピ
ごまめ各40g
Aしょうゆ大匙1.5 みりん大匙1.5 砂糖大匙1.5 炒りゴマ少々
Bマーマレード100g しょうゆ小匙2 (砕いたくるみ少々)
これも二種作ってみましたが、大正解でした。マーマレード田作りわたしはとても好みでしたが息子が柑橘系の苦味がだめとかで、いつもの田作りをほおばっていました。
あまあま栗きんとん
おせち料理はただでさえ甘いのですが我が家はほんとに甘く作っちゃいます。
仕上がった金団はラップで茶巾絞りにします。
食卓に出すのにとても簡単で格好がつくので毎年茶巾にしています。
こんなかんじです~
レシピ
さつまいも大き目1本
栗の甘露煮(瓶詰めタイプ)
砂糖大匙2 みりん 塩少々
- さつまいもは4センチ位の輪切りにして塩茹でする(レンジで蒸してもOK)
- くしがささるほど茹で上がったら、アツアツの状態で皮をむく
- 鍋に入れマッシュ器で粗めにつぶす。
- 栗の甘露煮の汁を入れる(このときに味を見て砂糖の量を調節するとよいです)
- 栗は半分入れて(残りは飾り用にとっておく)マッシュ器で粗めにつぶす
- 砂糖、みりん、塩少々入れて火にかける
- 焦げないように樹のへらなどでかき混ぜながら、水気が少なくなったら終了
- ラップを手のひらにおいて、カレースプーンなどで一すくいずつ茶巾絞りにしていく
- 四角い容器に入れて冷蔵庫保存。
- いただくときに、残りの栗を半分に切ってかざる。ちょっとした和菓子風に。
お煮しめ
これはもう簡単にただ煮てしまいましょう。
レシピ
にんじん、ごぼう、こんにゃく、れんこん、干ししいたけ、たけのこ水煮、鳥もも肉
基本の出汁400cc みりん100cc しいたけの戻し汁100cc しょうゆ50cc
鳥もも肉を炒める
あく抜きなど下処理した野菜をいれ煮込む(飾り切りなどしてあると盛り付けたときに美しいですね)
大きめの鍋で、お汁がかぶるくらいの量に調節しながら(少なければペーパーをかぶせるなど工夫を)30分ほど煮ましょう
いったん火を止めて味がしみこむのをまって、冷めたらもう一度煮込んでもいいですね。
保存は三が日くらいは鍋のまま(時々火を入れましょう)。それ以降は火を入れなおして冷蔵庫保存。
これだけ作っておけば、だらだらとしたお正月を過ごせるでしょう。
あ、購入するものもしっかり忘れずに~
あとはお雑煮ややきもち。
我が家の場合は31日1日2日と蟹丸ごといただきました~
蟹酢も最初の酢の物を作るときについでにたっぷり作り置きです。
今年のお正月も本気でのんびりできました。
おせち料理も全部手作りにしようと思うと大変ですが、自分の好きなものだけ手作りにしたら案外安上がりにできちゃうものですね。
備忘録としてblogにアップしておきます~
12月31日だけでできるおせち (エイムック 2500 ei cooking)
- 作者: 太田静栄
- 出版社/メーカー: エイ出版社
- 発売日: 2012/11/20
- メディア: 大型本
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この本いろいろとコツが載っていたりしてとてもわかりやすかったです。
読んでくださってありがとうございます。