モディオダール開始してからはじめての通院~精神科通院記録15
うれしいことと、つらいこと
診療時間はいつものように30分強。
その間ほとんどがモディオダールと体調の変化についての話をしていました。
過眠症のお薬モディオダールを服薬し始めて約二週間。
このお薬のすごい効き目と薬を飲まないときの落差と、
同じ病で同じ薬を飲み始めた息子の状態(わたしは快調なのですが息子は夜が眠れなくなる)の話。
私自身にとっては、飲まない日と飲んでいる日の落差がきついけれど、今までなかった自分時間が出来たことだけでも充分に満足。
ただ、やはり自分のことよりもどうしても気になってしまうのは息子のこと。
薬が効き過ぎているのかなんなのか、素人考えではわかりませんが、夜眠るのが午前3時ごろ、起きるのが午後11時ごろ。
これでは、今まで自分で調子を整えてきていたときよりもあまりよろしくない結果。
モディオダールは早めに飲まないといけないと、朝の7時までには確実に飲ませているのですが、いったん寝落ちた息子が目覚めるのは至難の業。
3時に寝ていたら、7時には起きられません。
なんと言っても今まで10時間睡眠を確保する努力をしてきたのですから。
息子の状態については
精神科の主治医は
薬は焦らずじっくりと変化を待ちながら、自分に合うように調整していくものだから。
と多分かなり焦り気味だったわたしの心境をなだめてくださいました。
自分の過去を振り返って、いろいろなお薬とお付き合いしてきましたが、確かにじっくりと構えないと薬に振り回されてしまう。
あれやこれや考えたって、仕方のないこと。
睡眠科の主治医のおっしゃることを信じてその流れで自分の調子をちゃんと確認していけばよい。
どうしても焦る気持ちはあるにはあるのだけど、(わたしがあまりにも順調だから)それを抑えて、まずはわたしからじっくりと構えないと、息子のほうが焦りで神経磨り減ってしまう。
そんなことになったら、何のためにお薬を飲んでいるのかわからなくなる。
よりよい生活のために、飲んでいるのだから。
贅沢な悩みなのだけど服薬した日の午後は頭が空回りし始めてとても苦しい
朝薬を飲んでからしばらくたつと眠気というよりも頭の中の霧が晴れるような状態になって、目がはっきりとするのです。
その状態のうちに一日の家事をやってしまって、あとは好きなことをする時間にしているのです。
信じられないことに一度に二つのことが出来るようになっています。
シングルタスク状態になってもう長いのに。
もしかしたら午前中に頭を使いすぎているのかもしれません。
(そんなたいしたことはやっていないのですが)
午後2時か3時ごろになると、頭の中にいろいろな考えが浮かんできて、それに振り回されるようになりました。
ばかばかしいことで悩んでしまうのです。
まだ頭の状態が普段よりは覚醒しているので、その悩みが大きく大きくどんどん目まぐるしく変化していって、とても苦しくなります。
フラッシュバックとは違うのですが、映像と音付きなので、雰囲気としては似ています。
明るい方向に考えていければいいのですが、わたしの癖で苦しいほうにどうしても考えてしまう。
頓服を飲んでしのいではいるのですが、なかなか止まりません。
これについての解消法として、
出来るだけリアルに自分の好きな感覚を想像し、目の前にあるかのようになるまでそれに集中するといやな考えから逃げ出すことが出来る。
なるほどー
出来るだけ五感に訴えかけることを想像する
味や匂いや触った感じや、それらを想像していくとたしかに考えが暗い方向に進んでいくのを防げそうです。
またいいこと教えてもらっちゃった。
(主治医が言うには以前にも同じような話はしたみたいですが、忘れちゃってるわたし…。)
お薬とは焦らずにじっくりと自分の調子を確認しながら、お付き合いしていくもの。
よく考えてみたら夏の調子の悪さの中これだけ元気でいられるのは夢のよう。
それは息子も同じ。
焦らないように、わたしは息子への態度や言動に気をつけていこう。
最後まで読んでくださってありがとう。感謝。