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別名お花畑あたま。

わたしと息子。

 

ASD自閉症スペクトラムの息子は、二次障害で睡眠障害があります。

今、中二で不登校。それは小学二年生からはじまりました。

一時期はうつ症状も加わっていました。

 

そんな彼の母親はわたしです。

わたしは、このブログで書いているとおり、ASDのほかに色々な精神疾患を抱えています。ついでに線維筋痛症などといった???の身体の疾病もあります。

困ったことには、記憶障害(解離性健忘)もあります。

息子とは言った言わないのケンカをよくします。

体がしんどいときには布団にもぐりこんで起きられません。

正直に書くと食事の準備も出来ませんでした。

(今はだいぶよくなってきました)

 

子どもが小さいころは、まだ元気だったので、学校との対応や教育委員会の講演や勉強会などにも参加できました。

自分ではわかっていなかったのですがそれは相当ストレスを受けることだったので、自分でも驚くほど精神的に弱っていきました。

今思うと、発達障害を抱えた親たちとの勉強会などや体験談などは、わたしに自分の子どものころを思い出させるもので、それに気づかず我慢して参加していたのが自身にとって悪い方向に行っていました。

 

今そういったものから離れ、障害児の親さんの言葉から遠ざかるようになって、ようやく前が見えてきた状態です。

情報を絞って見る。簡単なようで難しいこと。

PCを立ち上げない日はとても長く続きました。

自分の感覚では10年くらいの時間が経っているような、そんな感じでした。

何とか情報を絞って見る。それが出来るようになって、NETも復活することが出来ました。

 

こんな状態の母親。

息子はよくがんばって支えてくれました。

それは自分で食事を作る。食べる。

これをやってくれたのです。

自分で考えた料理を作ることもありました。

彼の趣味といってもいいくらい、楽しそうに料理していました。

 

本当に助かりました。

 

一度こんな会話をしたことがあります。

「○○はもう中学生だから、大人として扱っていきたいのだけど、どう?」

そう問うたわたしに、彼はこう答えました。

「大人扱いされるにはまだ早い、高校生になったら半分くらい、卒業したらもう大人扱いでもいいかもしれない」

 

てっきり大人扱いを喜ぶと思っていたわたしはちょっとびっくりしましたが、当たり前ですよね、よく見栄を張らずに本心を言ってくれたと感謝しています。

中学生の間は少しだけ大人扱い。

高校生になったら半分くらい大人扱い。

卒業したら、大人扱いでもいいかな?

20才になってからかな?

 

今現在わたしたち親子は微妙な関係性でお互いに共生しています。

うがった見方をすれば共依存

 

息子が大人になっていけば、もっともっと息子に依存してしまうのじゃないか、と、恐怖があります。

一番怖いのはこれです。

 

精神科の主治医は今の関係性をよい事だとほめてくださっています。

息子には一度会っていますが会話はしていません。

臨床心理士の先生も今の関係性をほめてくださる上将来的にも息子に頼ればいいといってくださいます。

息子とわたしを一緒に診ていただいている先生です。

 

頼ってもいいのだろうか?

今以上頼ってしまうと依存してしまいそうで怖い。

 

息子が高校になったらもう一度この話を聞いてみよう。

でもこういった確認作業も息子を追い詰めそうで怖い。

何も言わずに、自然体でいたほうがいいのだろうか?

 

自分のされてきたことを息子にはしたくない。

言葉で息子を縛り付けたくはない。

自然に独り立ちしてくれればいいのだけれど。

 

と、近い将来のことを暗く考えるわたし。

ほんとバカ。

 

もっとよいことを考えられればいいのだけれど。

わたしの精神も時間がたてばちゃんと治療していけば、もっとよくなるはず。

そう考えられればよいのだけれど。

 

怖いが先に来るとよいことなど考えられなくなるのです。

 

これが、被虐待児が一生背負うもの。

 

まともな思考が出来なくなる。

だって怖いんだもん。恐怖は絶対的なものだから。

 

 

 

毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)

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わたしの場合、親=毒 という自覚はあったようです。

それが自身の問題となった時自分が怖い。

 

 

 

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最後まで読んでくれて感謝です。