ファンタジー頭へようこそ!

別名お花畑あたま。

自閉症スペクトラムと目の病気

光過敏

約一年ぶりの更新です。途中一度ふらっと復活しましたが、そのまま沈殿してしまいました。

 

一年のあいだにいろいろなことがありすぎて、頭がグルグルです。

お薬の変化や、体調の変化(主に体重がドカ太り!!!)ひじと肩と肩甲骨の関節の痛み。(関節と言うよりも関節を支えている筋肉の痛みが正しいですね。)

息子の進学問題。

といろいろですが、今回は極々最近の出来事を記録していきます。

 

それは光過敏。

 

夏の日差しや、夕日のまぶしさではなく、夜の車のライトのまぶしさのお話です。

 

 

車のライトがまぶしすぎて目が開けてられない!

この状態に気がつき出したのは、日がくれるのが早くなってきた10月にはいるころから。

一年前も、まぶしくてかなりしんどかったのですが、今期のまぶしさは大げさですが命がけ!

 

きちんと歩道がある大きな道しか夜は怖くて歩けません。

 

普通の車のライトで目がまぶしくてまぶたがぎゅっと閉じてしまい、一歩も歩けません状態に。

裏道が好きで歩きたいのですが、裏道の大きな欠陥、歩道がないがネックで裏道は100%歩けません。

 

大きな道は大きな道で車がびゅんびゅん通るので、目はいつも半開きから閉じている。

それでも歩道があるから何とか歩ける状態。

 

たぶん裏道を歩いていたら、そのうちに車に轢かれてしまうという恐怖がドドーンとのしかかってきます。

だって暗い夜道、うすい街灯があっても、突然道に立ち尽くしているおばさんがいたら、ドライバーさんびっくりしますよね、ちょっとぶつかってしまっても仕方がないですよね。(前方不注意となるのでしょうが…)ぶつけるほうもぶつけられたほうもとても不幸なことです。死ぬかもしれないし。

 

twitterで緩募してみました

ブログといっしょであまりログインしていないtwitterですが、何人かの方がお知恵をくださいました。

ありがたいことです。

 

サングラスの利用や目の病気(目の傷・飛蚊症白内障)まず真っ先に、目の病気を気にして眼科へ行くことにしました。

 

自分的には白内障を疑っていたのです。去年よりも悪化しているということは、老化現象である白内障大いにありうると思って…。

ですが、これはとても甘かった!

 

足を運んだ眼科でとんでもないことが発見されました。

 

 

網膜に穴が!

自分ではまったく気がつかなかったのですが、網膜に穴が開いていました。

網膜はく離一歩手前。

自覚症状まったく無しでしたから、失明の可能性もじゅうぶんにあり…怖いです。

 

最近の医療はすばらしいですね、初診その日のうちに、レーザーで手術していただきました。ほんとあっという間。

 

ここで、自分の目、自体の痛みに鈍感だと言うことを思い知りました。

 

眼窩の中で唯一痛みを感じるのがこのレーザー治療。だそうです。

確かにちょっと痛いかな?と感じましたが、目から来る頭痛に比べたら屁の河童。痛みのうちに入りませんでした。

あんまり私が普通にしているので、ドクターにも看護師さんにも驚かれてしまいました。中には痛みで倒れてしまう人もいるとか…。

嘘でしょ?って言うのが率直な感想です。

 

ハードコンタクトを愛用していますのでゴミが入ると若干痛みますが、これまた平気なのですよね~

目の鈍磨も気にしていなかったのですが、病気を発見する上では大いに気にしたほうがいいということ思い知りました。

 

光過敏の対策はこれからドクターと相談しながらゆっくりしていきます。

カラーコンタクトとかサングラスとか、あるいは白内障の手術をしてしまうとか(まだ歯や過ぎるようですが…)

 

自閉症スペクトラムの過敏性

わたしも子どものころから光に対しては過敏でした。

これは多くのASD自閉症スペクトラム)の方が悩まれていると思います。

 

長年生きている上で、近視と乱視もあることから、目の焦点をあわせずに物をゆったりと眺めると言うことを覚えていきました。

つまり無理にものを見ない。と言うことです。

看板も、方向指示も、無理してみません。

もちろんコンタクトで矯正しているのですが、あえて、ゆるめに強制しているのです。そうですね、車の免許が取れないレベルの矯正の仕方です。

(車の免許持っていないので問題無しです)

 

必死で見なければ楽なんですよ。目から来る頭痛(片頭痛)もありましたから、目は極力使わずに~を、心の支えにして。

 

目の過敏(光過敏)は悩み事でしたが、気がついていないもうひとつの問題、鈍磨もわたしにはあるようで、目自体の痛みにはとても鈍感なのです。

今回眼科へ行ってそれを痛感しました。

もしかしたら、先に書いたように、焦点を合わせずにぼやりと物を見る癖が鈍磨に繋がったのかもしれません。

 

鈍磨これまたASDにはおなじみ。

何故今回このことを記録しておこうと思ったのかも、ASDの方、特に子どもさんや、知的に障害のある方にもしかしたら参考になるかもと思ってのことです。

 

ちゃんと見える。普通の人のものの見かたは自分とは違う。と言うことを知らずに生きているASDの人たち、万が一目の病気になった時に、それに気がつかずに視力を失うことになったり、大変なことになったりするかもしれませんから。

自分で感じられない上に自分で口に出してつげられないASDの方が、心配なのです。

(余計なお世話、わたしの勝手なことですが、とても気になってしまって…)

 

ASDの方々、自覚症状になかなか頼れないので、健康診断をしっかりとしてらっしゃると思いますが、目の健康にもしっかりと気づかってあげて欲しいと思います。

 

過敏も鈍磨も両方とも怖いです。それでもしっかりと付き合って生きていかねばなりませんから。

 

それではまた。

最後までお読みくださいましてありがとうございます。

次回はできるだけ早めに更新したいです。

 

 

  

自閉症と感覚過敏―特有な世界はなぜ生まれ、どう支援すべきか?

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