みらい【第7回】短編小説の集いの一言感想
のべらっくす、第七回目のお題は「未来」でした。
今回はま~~ったく、微塵も何も浮かばず見送りました。
そして今ごろになって感想を書こうかと編集ページを開いております。
毎回簡単にしか感想かけませんがみなさん申し訳ありません。
それでは順番に。
投稿された短めのほうは不思議がいっぱいでそれがまた面白さを出していたような気がしました。
長めの作品も読ませていただいて、なるほどな~といろいろ腑に落ちました。
タイムとラベル物って難しく考えすぎると理屈だらけになってしまいがちですが、不思議さをわざとそのままに残して一つの作品として完成させるのも面白いなと思いました。
前回の「花闇」もそうでしたが、ビジュアルが浮かびやすいのでお話にどんどん引き込まれてしまいます。
世界の終りにも生きている限り希望の光を灯したいなあと、そう感じさせてもらえる物語でした。素直に心地よく読めていい気分にさせられる物語です。
ネーミングがおもしろいです。そのままラストまで引っ張られるとは思いませんでした。
今夫さんはこのあとどうなっちゃうのかな?エンドレスなのかな?それとも何か気がつくのかな?気になります。
あーどこかで読んだ文体だなあと、過去作品をたどらせていただきました。
あの金星の方でしたね。あの作品も好きでしたが、今回の作品も主人公の気持ちがすっきり伝わってきて好きです。
きっとさらりとした文体がわたしの好みにあっているんだと思います。
素直な描写と内容で読後感がスッキリしてお~って気持ちになりました。
過去の自分に助けられる未来の自分。
なかなかステキだなあと思います。未来宛の自分へ手紙を書いてみたくなりました。
交差して離れていく未来って感じでしょうか。
二人とも何だか切なくてちょっとキュンとしてしまいました。
もしかしたら数年後、この二人はまた一緒に歩き始めるって未来もいいなあと想像してしまいました。
え、何々?と三回ほど読み直してしまいました。
悔しいけれどまだ意味をつかめていません。
公平・不公平の感覚、とてもすんなり納得してしまったわたし。
「アーク」について書かれている内容がとてもおもしろくてすっぽり引き込まれたからこそ、作者の罠にはまった感じでとても悔しいです。
夏海さんと冬子さんは魅力的な女性です。
「宇宙へ続く夜」でもいいな~と感じたのですが、女性同士の友情ってこんな風に続いていくんだと知りました。
二人にとって、結婚は大きな変化とまではいかないのでしょうね。とてもうらやましい関係です。やきもちを焼いてしまいそうです。
世界観がよかったです。不自然さなく入り込めました。
短編であっても、短編だからこそなんでしょうか、きちんと世界観があるのはすごいと思います。
また書いてくださいね。楽しみにしています。
きれいにまとまったお話でした。
文章も読みやすくてよかった。
背景まで丁寧に書いてあって、それが説明くさくなくて上手だなあと思いました。
満蔵さんの文章って癖になります。
何度も何度も読み返して、その中に書かれているものを探していくのが楽しい。
今回の作品、特に不思議な雰囲気が漂っていてとても好きです。
きれいなファンタジーですね。
ご自身で書かれているようにプロローグとも読めますが、これから先の長い長い物語を想像するには充分なプロローグです。
閉じ込められた人生からの旅立ちのお話としても充分楽しめました。
末広さんとてもかわいい。こういう女の子好き。
タイトルもいろいろな意味に取れていいですね。
ラストの一言がいい感じにまとまっています。
まさりんさんの作品。「未来」がテーマなのでほんの少し先のシホちゃんたちのことが描かれるとばかり思い込んでいたら、違ってました。嬉しい誤算。
シホちゃんは相変わらずなイメージですが、どこかどーんとした感じが漂っていましたね。
相変わらずの描写の的確さにうっとりしながら読ませてもらいました。
SFと言ってしまっては何だかちょっと違うような感じですけど、こういう未来小説はとても好きです。
病院のお話はどうしても暗い話が多くなってしまうと思うのですが、このお話は病気をきっかけにして立ち上がるお話でラストでほっとしました。
病院の検査というのは検査自体の辛さよりも結果が出るまでの辛さの方が勝りますね。
それにしても良かった。生きていればなんとかなるもの。
あぁ、大きな選択。この夫婦はとても善良でいい人たち。
細かくつついてしまうと(不妊の点と暴漢にあった後の処理など)お話がおもしろくなくなるので、気にせずに読み進めました。
いいお話で終ってしまったけれど、こういう問題は普通にあって、昔は女性だけが抱えてきたことだったけどこうやって夫婦で支えあっていくのって未来を感じます。
一人称なのか三人称なのか、この作品の視点がとてもおもしろかったです(ひっかかったともいう)。
愛香ちゃんが普通の女の子だったら、かなり不憫で同情したけれど、ラストでスッキリしました。電話での落ち話っていいですね~
素直に読ませていただきました。(一応腐のつくオバサンなので)
担任のシミズ先生豪胆な人だなあとこんな先生いいなあと思ったのと、今から時が動き出す。くすぐったいようなそんな感じが漂ってて良かったです。
ところで、この作品。BLと書かれていなければ、それとわからなかったかもしれません。男女としての組み合わせでもおかしくないなあとあとで思いました。
うわ~きれいなお話!
すっきりとした気分にさせてもらえるお話ですね。
生と死の問題は生きている限りついてまわるもの、それを難しい表現でなくきちんと考えを示しているところがとても好感が持てました。
子どもにとって一番最初に出会うのはおじいちゃんおばあちゃんが多いですよね。祖父母の方は、このお話のおじいちゃんやおばあちゃんのように、孫とよい関係でいてほしいと思います。
おもしろかったです。
ヤマダさんの妄想?がとてもかわいい。
こういう狂気をコミカルに描いてくれて何だか嬉しいです。
いつか未来きっと見えます。見えるといいですね。
痛みの記憶というものはなかなかと消えないものですね。
それをとても上手に使ったお話だと思います。
この塔の世界と地上の世界の不思議な設定が気になって仕方がないです。
出来ることならばこの世界観で他のお話も読んでみたい。
するりと読めるお話で読んでいて気持ちよかったです。
でもちょっと考えるととても怖いお話なんですよね。こういうアプリ実際に出来そうで、やっぱり怖いなあ。
今回はさっぱりテイストだったけどホラーで同じ題材書かれていたら、びくぶる間違い無しです。
こういうお話とても好きです。
妹の死をサトルがどう感じたのかとても知りたい。
人の記憶から必要なものだけチョイスして残しておけるのは、何だかうらやましく感じてしまいました。(わたしは変態でしょうね)
脳の障害や精神疾患もこの時代のちょっと先には治る(矯正する?)時代になっているかもしれませんね。
ぜろすけさんの作品はいつもいろいろな顔を見せてくれてとても興味深く読めます。
今回のお話、暖かい雰囲気があってとても好きです。
くりかえす想いってどうなんでしょうね。しあわせな時を繰り返す。
待ちぼうけをさせられているベスが少しかわいそう。そこがポイントかな。
懐かしくなって読みたくなりました。↑
************************
何とか感想らしきものを書き上げました。
毎回短い上、感嘆の言葉と形容詞だけの感想で申し訳ありません。
中日入れて三日間かかってしまいました。その間にお次のお題も発表になりました~
次は参加したいのです。(ちょっと根性が必要ですが)
第6回の「桜」いろいろな方から感想いただけてとても嬉しかったです。
わたしにしては、直接的な表現のお話にしてしまったし、悲しい気分になるような締め方をしてしまったし、もっと話を煮詰めたかったのとで、いろいろ反省点がいっぱいですが、やはり仕上げることって大切だなあと思ったので、参加出来てよかったです。
パターンとして二回に一度の参加になってきています。わたしにはちょうどいいかもしれません。
がんばろ。
がんばることがあると、気分がウキウキしてきます^^
お付き合いくださいましてありがとうございます。また~