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別名お花畑あたま。

ねこねこねこ【第5回】短編小説の集いの一言感想

のべらっくす 短編小説の集い 二月のお題は「猫」でした。

残念ながら参加できませんでした。

 

もう「猫」といったら、ねこねこねこで、頭の中が猫一色になって、物語りを考えるよりも猫そのもののことしか考えられなくて、今まで以上に、ネコを飼いたくなってしまいました。

 


【第5回】短編小説の集い 感想記事まとめ - 短編小説の集い「のべらっくす」

 

感想だけは何とか参加しようと、今から参加作品を一つずつ読んでいきます。

まだ参加作品ほとんど目を通していないのです。

皆様の感想も読んでいない真っ白な状態です。

どんな形の「猫」が登場するのかとても楽しみです^^

 

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月島あすかちゃんの連作もの。

あすかちゃんの存在そのものが猫寄りって言うのが痛いほど伝わってきます。

とうとう暴力まで来ちゃったかーと思いました。

暴力を望んでいるようなそぶりを見せたりしても、「にゃん」とは鳴けないのですね。

この子はこれからどう生きるのか、先を読んでみたいです。

 

斬猫刀とは。

猫きり刀が登場するとはちょっとビビッてしまいました。

落ちが面白かったので救われました~

こういう伝承ものの冒険って読むの好きです。

 

さらささんの猫はとても色っぽかった。

読み物として読む分にはいい感じで好きな世界なのだけど、主人公に少しでも感情移入したらどこかへ行っちゃいそうで、感情をかみ殺して読みました。

それにしても「りょうさん」いい猫ですねー

 

とてもかわいいお話でした。

商店街みんなで世話している猫という優しい設定が好きです。

言葉を話さなくても、生き物とは何かこう心と心で触れ合うように会話が出来るような気がしてきます。

 

神山くんの心が救われればいいなあと思いました。

猫の使い方として出てくるなとは身構えていたのと、描写がよかったのでこういう展開も受け止めることが出来ました。

たまたま出会った偶然の一時、主人公も心が救われればいいな。

 

寺地さんの小説、発売されるのを心待ちにしております。

と感想ではないことを書いてしまいました。

「逃げんじゃねえよ」はよかったです。自分が思うことを口に出さずに言わないでいることって、やっぱり多いのかなあと知りました。

 

うわ~こういうお話大好きです!

猫が見る夢って本当にこういう感じかもしれないなあと心地よいため息がもれました。

猫の気持ちを考えるととても愛おしくなります。

ああ、やっぱり猫飼いたい。

 

カッコイイ猫様でした。

ひろしくんのビジュアルが浮かび過ぎて読んでいてそれを払うのがちょっと大変でした。

猫とSFって相性が良いですね~

あまりにも自然でなっとくでした。

 

深いお話でした。

人は多かれ少なかれ他者の不幸を願ったりすることがあると思います。でもそれが実現してしまうと本当に己のせいのような気になってしまうし、そういったことを一時でも望んだ自分を責めてしまいます。

ネコさんはそういった思いを運んでくれたのかな?

惹き込まれて、あっという間に読めました。

 

とてもとてもかわいいお話でした。

読んでいてほっこりした気持ちになりました。

なぜなんだろう?と考えるのは無粋なような気がして深く考えないようにしました。

ハッピーなお話はそれだけでしあわせになれます。

 

久しぶりにカルキ水さんの 作品が読めてうれしかったです。

ここで表している世界なら行ってみたいものです。怖くはないですね。

登場人物がみな澄んでいて心地よく読み進めることが出来ました。

ラストの「ありがとう。さようなら。それでは、また。」の台詞がとても好きです。

 

粋な江戸っ子のようなネコさんです。

過ぎ去っていくときの流れの中の何コマかのお話なんだろうけど、じいさんとネコさんのちょっとしたふれあいが時間の枠を超えてどこまでも続いているような気がしてきました。

このネコさんもステキでした。

 

「白い犬とワルツを」を思い出してしまいました。(大好きな小説です)

タイトルとの絡みも、猫さんの名前もいい塩梅です。

こういうお話をさらっと書けるのはうらやましいなあと思いました。

 

信号がなぜ赤になったのか気になってしょうがないです。

やっぱりこの会話の後が知りたいなと思います。勝手に想像してもいいのだけど、ダーク気味の想像力のほうが働きやすいわたしなので、ストップしときました。

帰らない猫さんはいるのかな?野良猫だってきっと帰るところはあるだろうし…等と、わたしも考えてしまいました。

 

おなじみのシホちゃんシリーズ。猫のお題でどんな展開になるかと思っていたら、すっきりまとまっていて楽しく読めました。

特にシホちゃんが拝んでいるところなど。シホちゃんの人物像がだんだんと明らかになってきてこの先が楽しみです。

観音様がテキヤのおじさんに似ていると言うのはビックリしました。拝みたくなりますね。

 

ふんわりとして本当に柔軟剤の柔らかさの文章でとても読みやすかったのですが、わたしの読解力が残念なのでしょう、三回ほど読み直してのですがわからなくてホゲェーとなってしまいました(潔くあきらめました)。

黒と白の二匹のさん、美猫さんをイメージしました。

 

ぜろすけさんの猫、どんなお話なのか楽しみに読ませてもらいました。

猫と不思議、猫とSF、猫とファンタジー、猫とホラー、猫と時代小説(は読んだことないなあ~知らないだけだと思うけど)

猫さんは、リアルな世界よりも少しゆがみの入った世界のほうが似合いますよね。

主人公とジロウの出会いと、主人公の未来と言う悩み。

時間が決して一方通行じゃないのかも、なんて妄想させてもらいました。

 

 

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何とか感想仕上げました。

とてもとても時間がかかりました。

 

どのネコさんも魅力的でした。

色々な猫が読めてしあわせです。

ステキな作品がたくさん読めてうれしかったです。みなさんありがとうございました。

 

今月はわたしもちゃんと参加できるといいなあと思っています。

 

さて、これから皆さんの感想を読みにいってきます~

 

 

白い犬とワルツを (新潮文庫)

白い犬とワルツを (新潮文庫)

 

 

 

最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。

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