ヘルパーさんにもいろいろあるのですね。
現在二つの事業所にヘルパーさんを頼んでいます
お世話になっているのはガイド(移動)ヘルパーさんとホームヘルパーさん。
3年ほど利用させていただいています。
今ではヘルパーさんのいない生活はちょっと考えにくい。
その3年間の間に、こちら側の事情でなく事業所の事情で幾度か事業所が変更になりました。
理由は人手不足。
わたしを担当していたヘルパーさんが退職してしまったのです。
二つの事業所で同じことを経験しました。
介護の業界。人手不足が慢性化しているようですね。
そんな中で今のヘルパーさんとは相性もよくてしあわせです
ヘルパーさん個人というよりも事業所と相性がよいというべきでしょうか?
いい具合に派遣してくださる。
たまたま偶然かもしれませんけど、結果としていい感じならこれは幸せと言うべきでしょう。
ホームヘルパーさんには主に食事をお願いしています。
買い物に始まり、食事を作って直ぐに食べられる状態にして終了。
明るい元気のよい方で、おもしろいです。
料理も大胆な作り方で(時間が決まっているからすばやく作らなければならないので)見ているとスピード調理のノウハウを覚えられます。
わたしの作る料理は少し手間をかけすぎていたかもしれません。
(だから少ししんどくなるだけで途端に料理が出来なくなる)
味付けも大胆で、でも美味しくて、これまた意外な感じ。
自分が培ってきた味付けを根本から覆すやりかたなのです。
とにかく物珍しさで、その方が料理を作っているのを観察するのがとても楽しい。
また、おしゃべりが上手な方なので、一人でどんどん喋ってくださるのでそばにいてもそんなにしんどくなりません。
時々元気を分けてもらっている感覚になります。
重箱の隅をつつくならば、精神障害についてあまり詳しくないこと。
普段は老人介護が多いようで、精神で担当しているのはわたしだけらしいです。
わたしなど、人が家に来ている時間はついついがんばってしまうので、元気そうな顔をしていますし、本当にだめなときは寝込んでいますので、その落差が理解できないようで、よくあさっての方向のアドバイスをいただいてしまいます。
わたしのためを思ってのことなので、かえって申し訳なくなってしまいます。
ガイドヘルパーさんは若いかわいい女性が担当です
若いとかかわいいとか、仕事の面じゃなくてそちらから話を始めるのは何なのですが、すみません。
シングルママさんで小さな子を抱えて必死に仕事をしています。
でもすごいのはその必死さが顔に出ていない。
まるで、おかあさんはすごい妄想から作られた映画やアニメやそういった創作物のお母さんのようです。
そういうお母さんほんとにいるんだなあとびっくりです。
わたしとはまた違った形での機能不全家庭で育ったようなのですが、とても健康的です。(精神が)
しいて言うなら、がんばりすぎているかもしれない。
でも彼女は自分で自分をほめてあげる技を持っているので、体力のある若いうちは大丈夫だと思う。
ガイドヘルパーとして主に通院関係に支援してもらっているのですが、これ、息子と三人になることが多くて、傍から見たら、年の離れた姉弟とその母。に見えるだろうなあとついつい思っちゃいます。
電車やバスに乗るとすぐに寝てしまっていた、息子とわたし。
ガイドと言うよりも、起こす係りといったほうが正しいかも。
後は時間の感覚がおかしいわたしの行動を、予定通りに現地まで連れて行ってくれる。
これが一番助かっていることかな。
ガイドヘルパーさんは自治体によって仕組みが異なる。
ヘルパーさんの利用を促してくれたのは精神科の主治医。
わたしの時間すっ飛ばし(健忘)
日々の家事が手につかない状態
などから、ヘルパーさんを頼むように促してくださったのです。
ほんとに感謝です。
ガイドヘルパーさんは自治体で細かなことが異なっているとか、この3年間でいろいろ知ることが出来ました。
利用者にしてみたら、国からの支援だろうが自治体からだろうが、どちらでもちゃんと支援してくれれば良いわけで、あえて難しいことを知ろうとしなかったのですが、その内に好奇心が出てきて、自分で調べたりするようになりました。
やっと、この二つ、ホームヘルパーとガイドヘルパーの違いがわかりました。
はじめのうちは一つの事業所で両方をお世話になっていたので、どっちも同じ的な感じで利用させてもらっていました。それに深く考える事が出来ない状態だったので、それでよかったのかもしれません。
まだしばらくはお世話になりたいヘルパーさん
来年になると息子が高校生になります。
その時が来たら、息子は息子でヘルパーさんを利用するかどうか、決めてもらおうと思っています。
わたしは、まだしばらくはお世話になりたいなあ。
現在、睡眠障害のお薬のおかげで、午前中は見違えるくらい頭もさえ、身体も動けるようになっていますが、やはり料理と、外出はハードルが高いのです。
お薬の力と、ヘルパーさんの力と両方に助けてもらいながら、生活していきたいと思います。
こんな状態のことを障害のことを良く知らない人は何と呼ぶのでしょうね?
少しだけ気になりますが、気にしていたら生きていけませんから、この思考はここでストップ。
最後まで読んでくださってありがとう。
ヘルパーさん方と皆さまに感謝。