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別名お花畑あたま。

いまさらですがエスカレーターの歩行についてちょっと。

 

わたしの中では去年から始まった

エスカレーターの歩行が危険であるというのは納得済み。

でも、まあどうしても歩いたり走ったりする人がなくならないのはこれ、ルール違反かマナー違反かわからないけど、仕方がないかなあというスタンスでいたわたし。

 

ところがねー。

息子がそういうマナー無視(ルール無視?)の人のために片側を空けておくことにどうしても納得がいかないようで、自ら歩行者用に開いている側に立つようになったのです。

それが去年かおととしのこと。

そのときの息子との会話は、

確かに「歩かないでください」と張り紙もしてあるし、歩くのはよくないことだけど、片側を開けて歩行者を通すと言う形は長いこと続いているからね、ずっとそれが当然だと思っている人が多い。

だから、立ち止まっているほうが悪いと思われるかもしれないし、運が悪いと殴られたりするかもしれない。

 

とまで言ってみたのですが、息子は殴られてもいいからちゃんとしたい。

と言うのです。

だったらそうしなさい。

 

少しそれますがASD(自閉症スペクトラム)の特徴の一つにルールをかたくなに守る。があります。要するに曖昧なことがわからないと言うのもあるのです。ちゃんと明文化してあるものはわかりやすいので守るほうが楽なのですよね。

反面一度覚えたルールを変更するのはこれまた一苦労。

 

となったわけですけど、そうしたら今度はわたしが気になりだして、息子を歩行する側に立たせるよりは自分でと、進んで歩行する側に立つようになったのです。

一つには、利用している電車や駅に張り紙が増え、車内の放送でもわりときつめのお願いとなってきたからです。

そろそろこの片側空けのマナーもみな見直してくる頃かなあと。

 

一般社団法人 日本エレベーター協会|エスカレーターのご利用について

と、まずはこのリンクを、明確に禁止とされています。

 

それで昨日のことなのですが

とうとう殴られるまでは行かないけれど、危うく押し倒されるまでひどい目にあってしまいました。

大き目のおば様だったのですが、立ち止まっているわたしに「歩いてください」といってくるので「歩いてはいけないのですよ」と言ったら、大きな目でギロリとにらまれて、間を押しやってぐいぐいと歩き走りでエスカレーターを上っていってしまいました。

わたしは昨日は腕が痛くて(線維筋痛症のかげんで)手すりにつかまってるのがやっとの状態だったので、転びそうになったけれど何とか態勢を立て直せてよかったです。

後ろにも人が立っていたので(もしかしたら歩きたくてウズウズした方だったかもしれませんが)巻き込んで転んでしまうところでした。

 

まあこういうことがあるだろうとは覚悟をしていたことなので心のショックはそれほどでもありませんが、

世の中にはいろんな人がいるんだなあと、またまた痛感と言うところでしょうか。

 

勝手マイナールールだったよね

片側を空けるも地域によって右だった左だったり、始まりは関西なのかどうかわかりませんが、この自然発生的に出来たルールはあくまでも勝手ルールだと思うのです。

わたし自身右にならへでそのルールに乗って年を重ねてきたのですが、そろそろこの勝手ルールも見直される時期が来たのだと思ったのです。

 

自分の子どもに、歩いてはいけないと書いてあるのにどうして歩くの?と問われたときにちゃんとしていたいですからね。

我が家の場合もう大きくなってからだったのでちゃんと理由まで納得してもらえましたけど。

小さな子にそれを教えるのは難しいでしょ。

 

エスカレータの歩行は危険であるというのはみなどこかで感じていることだと思うのです。

そして、身体の不自由さか右左を選びたい方もいるでしょう。

片側を空けるためにホームに大きく広がった人の列、これも見るからに危険です。

 

ちょっと調べてみました

昨日の事があったので、ちょっとNETの海を歩いてみました。

もう山ほどこの話題は出ていたので、本当にいまさら感なのですが、今からでも変更可能なことだと思うし、どんな土壌であったとしても危険なことは出来る限りやめたほうがいいから。

法律で禁止されていても守らない人が存在する中で、すべてが上手くいくはずはないとは思いますがそれでも、危険回避はしたいですよ。

 

これは自分自身が身体の病気になったことともともと疲れやすくてエスカレーターやエレベーターを利用することが多かったこともあると思います。

特に下りなど広い階段だと目が錯覚を起こすのかどうか階段の段差が見えなくなるのです。これはASD(自閉症スペクトラム)の特徴にあるのかなあ???よくはわかりませんが。下りは私にとっては本当に危険。手すりがなければ降りられません。

エスカレーターがあれば遠回りしてでもそちらから行きますから。

 

膝の悪い方や腰の悪い方など、若い方でもそこそこいらっしゃるでしょう。

左右の手すりの問題ですが身体の具合でどちらかしか手すりをつかまることが出来ない人だって多いでしょう。

目の不自由な方にとってホームの危険さはそれこそよく耳にします。

 

すべてのマイノリティの人のための理想的なバリアフリーにはまだまだ先は遠いかもしれませんが、少しの努力でかなうものならば今あるもので何とか危険回避したいものです。

 

 

 

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*参考サイト*

エスカレーターは歩行禁止? - Togetterまとめ (このまとめ色いなアイデアがあっておもしろかったです、歩かないマークとか)

なぜ人はエスカレータで歩くのか - 数えられなかった羊

エスカレーターの輸送効率を考える: 水面休息中

エスカレーターの片側あけ むしろ効率悪いことが知られていないのでは - モジログ

エスカレーターで歩かないバカ者ども : nueq lab

エスカレーターは「歩行禁止」を: ふで漫歩

「エスカレーター歩行」が予期せぬ故障の原因 名古屋地下鉄では10年前から「歩行禁止」呼びかけている : J-CASTニュース

公共交通移動等円滑化基準(エスカレーターについて):バリアフリー新法:昇降機プランニング:株式会社日立ビルシステム (車椅子でのエスカレーター利用についてわかりやすく書かれています)

 

 

 

 

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