ファンタジー頭へようこそ!

別名お花畑あたま。

去年の冬きみと別れ…去年の冬読んだ最も死に近い小説

 

去年の冬、きみと別れ

去年の冬、きみと別れ

 

去年の冬の初めごろ、夢中になって読んだ小説。

普段はハードカバーの本、贅沢だと思ってなかなか手が出ないけど、この本にはすぐに手が伸びてしまい自分でもびっくりした。

 

本との出会いって人と人が出合うのに似ていて(そう私は思っている)何と言うか、この本には一目惚れ?に近い感覚で購入。

よくよく考えてみたら、作者に惹かれて購入したようだ。

芥川賞を受賞した「土の中の子供」を読んだ時、わたしの中で何かがほんの少し蓋があいた感じになったのを思い出して。

ちょうどこの本「去年の冬きみと別れ」を読んだ時は、自分自身かなり落ちていたのを感じていたから、一目惚れしたのかもしれない。

 

そしてこの小説を読んでさらに落ちていく自分を感じ、脳にかなりの衝撃を受けながら読み終えたと記憶している。

 

書評を読んでいると、純粋なミステリーとしても充分読み応えがあるようだけれど、やっぱりミステリーとしてでなく、この小説の曖昧な奇妙などこか腑に落ちない世界をしっかり味わってほしいと思う。

深く深く何処までも深い死への誘いがどうしても見えてしまうから…。

そういう意味ではリアルなミステリーなのだけど…。

 

登場人物が皆、半分以上死んでいるような人たちばかり。

ビジュアルをどうしても想像し浮かべてしまわずにはいられない箇所があるのだけれど、それがまた死が色濃く出ていて、読んでいて怖くなった。

わたしもまた死を身近に考える人間だから。

反対に言えば、落ちている時期にこの小説を読んで今一度死について考えたのが良かったのかもしれない。

冬の色が濃くなるにつれて落ち込みも回復してきたから。

 

 

土の中の子供 (新潮文庫)

土の中の子供 (新潮文庫)

 

 

 この本「土の中の子供」を読んだ時も脳がぐらぐらする感覚を味わった。

普通のときは読みたいとは思わない作者なのだけど、何かを求めている時には深くこの人の作品を求めてしまう。

 

今は元気なので積読本になっているが、この作者の作品、いつでも読めるように本棚にきちんと置いてある。

 

もちろんこの本「去年の冬きみと別れ」も…。

 

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ メンヘル日記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 複雑性PTSDへ
にほんブログ村

 

 

最後まで読んでくださってありがとう。 

 

広告を非表示にする