ファンタジー頭へようこそ!

別名お花畑あたま。

眠っているときに無意識で行動してしまう「睡眠時髄伴症」と夢を夢と意識できる「明晰夢」のこと

睡眠時の無意識行動について

眠りの不思議、夢の不思議。

いろいろと本を読んだり、同じ病の人(過眠症)の睡眠の話を検索し、調べてみたり、リアルの世界で深い話ができる人に、睡眠と夢のことを聞いてみたりしているのですが、気になることが一向に解決されぬまま。

 

<眠り>をめぐるミステリー―睡眠の不思議から脳を読み解く (NHK出版新書)

この本を読みました。新書なのでほとんど時間をとられずに読み通すことができました。

睡眠時の無意識行動について、わかりやすい事例があげてあったので、それらについては納得したと同時に、近い将来高齢になったときのことが怖くなってしまいました。

それが、眠りについて考え出したきっかけです。

 

第1章 眠れない恐怖ー致死性家族性不眠症

第2章 睡眠中に”活動”する人々

第3章 夢と狂気

第4章 謎の睡眠病ーナルコレプシー

第5章 夢か現実か!?-レム睡眠行動障害

第6章 創作に見る<眠り>の謎

<眠り>をめぐるミステリー―睡眠の不思議から脳を読み解く (NHK出版新書) ー目次ー

 

 少し煽るような目次タイトルなのですが(特に第1章)書かれていることは、しっかりとした医学的科学的な内容だと思います。(一般向けにわかりやすく書かれていますが)

現在わかっている睡眠のシステムも図や症例(少し極端な、だからわかりやすい)で紹介されています。

作者は櫻井武医学博士、覚醒を制御する脳内物質「オレキシン」を発見された方です。

 

 わたしにとって、詳しく知りたかったのが第2章と第5章。

つまり睡眠中の無意識行動。

 

第2章 睡眠中に”活動”する人々は、ノンレム睡眠(脳が休んでいる状態)時に無意識に動いてしまう状態。いわゆる夢遊病。「ノンレムパラソムニア」。

そしてわたしの症状に当てはまる睡眠中に何かを食べてしまう、「睡眠関連摂食障害」もこれにあてはまるらしい。

過食症の方は経験されたことが多いのではないでしょうか。

 

もう一つ、第5章 夢か現実か!?-レム睡眠行動障害。わたしが気になるのはこちらの方。

レム睡眠(脳が活動している状態、夢を見ている時)時の無意識行動。

<眠り>をめぐるミステリー―睡眠の不思議から脳を読み解くによると、50代以上の高齢者の約0.3%罹患しているとのこと。

「レム睡眠行動障害」夢の内容を実際に行動してしまう。

耳慣れたところだと「寝言」「うなされ」それが高じて病的な状態になると、夢でボールを蹴ったら、実際に足を蹴り上げていて、ベッドの枠で骨折してしまった。などといったレム睡眠行動障害となるそうです。

 

少し引用させていただきます。

レム睡眠中は脊髄に向けて運動神経を麻痺させる信号が送られているわけではあるが、これは、「身体をリラックスさせて休めるため」ではなく、むしろ、脳のメンテナンスのために、睡眠中に脳を再起動する必要があり、そのときに身体が動かないようにからだを麻痺させる必要があるため、と考えた方がいい。

<眠り>をめぐるミステリー―睡眠の不思議から脳を読み解く第5章 夢か現実か P165

健康な方はここに書かれているように、レム睡眠中は「骨格筋の麻痺」の状態にあるので、寝ながら暴れるといったことはありません。

 

このレム睡眠行動障害は、第2章 睡眠中に”活動”する人々で書かれている「ノンレムパラソムニア」とはまったく違うメカニズムから起きる別の疾患とのこと、自覚症状として夢で見ている行動をそのままうつしてしまうことがあるわたしにとって、じゅうぶん混乱するきっかけとなったのです。

(自覚症状としては、寝言、歯ぎしり、泣いたり、笑ったりしてしまう程度です)


  

すいみん

        *著作者:jeronimoooooooo  *ライセンス: クリエイティブ・コモンズ 

 

睡眠外来の主治医にきいてみました 

 先日、二ヶ月に一度の睡眠外来の診察日でしたので、ふだんは日ごろの調子などをお話していたのですが、思い切って睡眠中の謎をきいてみました。

 

  • 睡眠中に無意識にものを食べてしまう (気がつくと手にパンを握り締めてベッドの中がパンくずだらけ…)
  • 睡眠中に寝言、歯ぎしりが激しい
  • 夢をよく見るせいか、夢の中の行動で感情がからだに出てしまう (泣いたり笑ったり)

ものを食べてしまうことについては、過食があるのですね。と、いかにも淡々とおっしゃり、わたしが飲んでいる薬を確認なさっていました。

 

夢について話をしているときに、わたしの夢がそのほとんどが明晰夢だと言うことをお話したら、何故か主治医、とっても興味深そうに話を促してくださって、わたしの夢が五感を伴なうこと、その五感の中に「痛み」や「物の味がわかる」こと、それが子どものときからあること、そして、わたしの解離性障害についても、あれこれたずねてくださいました。

そして、一瞬耳を疑ったのですが、

 

「体外離脱」したことはありますか?

 

と聞かれたので、その言葉の意味を考えるのに時間がかかったのですが、「ないと思います」と答えておきました。

 

どういう意味なのでしょうか????

 

睡眠科学の世界で、明晰夢や解離の症状、五感のある夢、そして体外離脱(もしかしたら離人感?のことをおっしゃられたのかも)これらの症状について研究されはじめているのでしょうか?

 

もっと詳しく主治医に聞きたいところだったのですが、上手に聞き取りをされたというだけで、それらの詳しい内容までは教えていただけませんでしたが、

 

また夢の話を聞かせてくださいとおっしゃっていたので、次回の診察のときに少しまとめてもっていこうかと思っています。

 

susumu-akashi.com

そういえば、解離性障害と睡眠時の無意識行動について、上記にリンクさせていただいたブログ記事でその共通性を知り、そのことについてもない頭で賢明に考えていたのを思い出しました。(最近のことなのに忘れすぎです><)

 

harubonbon.seesaa.net

こちらのブログでそのことにもふれていました。

 

かなり脱線してしまいました。

 

結局、睡眠時髄伴症について伺うことはできませんでした

 

自分で怖がっている、睡眠時髄伴症、その中でもレム睡眠行動障害。

何せ夢の中の行動を現実にうつしてしまうのですからたちが悪すぎです。

この病気の心配の話も、次回の診察に聞き忘れないように、夢についてのまとめにいっしょにメモしておこうと思います。

 

なんだか、今現在困っている症状があるのに、将来のことを心配するなんて贅沢と言うか、心配しすぎというか、なんと表現したらよいのでしょう。

 

いまもっている、自分の中にある空白の時間。

解離性健忘なのか、寝てしまっているのか(もし寝ていたとしたら、寝ながら行動していると言うわけで)いずれにしても、その空白の時間はわたしがわたしでなくなる時間なのです。

この感覚がもっとひどくなることを考えると、ものすごい恐怖なのです。

だから、バカみたいに認知症になったときのことを心配しているのですけど。

 

やはり、この空白の時間「健忘」について、もっとはっきりするように考えていったほうが良いのかもしれません。

 

眠っているときの行動。特に夢を見ている時の行動は怖いです。

いくら明晰夢だからと言って、自由に制御できるわけではありませんし、反対に夢だからこそできることをあえて選んで夢の中で行動してしまうこともあります。

  

夢に迷う脳――夜ごと心はどこへ行く?

夢に迷う脳――夜ごと心はどこへ行く?

 

 

夢に迷う脳(このタイトルとても気に入りました)

 

子どものころから、夢に逃げ込むのが好きですきさえあれば眠っていました。

眠りは究極の現実逃避だと思います。

それでも夢を見ることで、現実に生きるエネルギーを蓄えているんだと思うと(脳科学的にはもっとふさわしい言葉がありますが)このままでもいいのかなと思います 。

 

先にも書いたように、私の夢はそのほとんどが明晰夢

特別に意識しなくてもコレは夢だとはっきりわかっていて、悪夢などでつらいときは何とか逃げる展開にもっていくとか、強制的に場面チェンジをするとかで意識的に使うことはありますが、ほとんどはなすがまま、ただ単に「コレは夢だ~」という感じで、映画でも見ている気分で夢を見ています。

だからリラックスできるというか、現実では味わえないようなことを夢の中で体験できて、それが夢に逃げている感をつのらせてしまうのです。

 

明晰夢というと、ちょっとスピリチュアル系かと勘違いされそうですが、ちゃんとした睡眠時(レム睡眠)の夢の形の一つとして研究もされています。

ただ、ネットの世界や書籍などでは一つ間違うとスピリチュアルの道まっしぐらなんて感じの情報が多いですので、興味をもたれている方はじゅうぶんお気をつけください。

 

夢に迷う脳。

明晰夢も夢の中のリアル感(五感がある)も、寝ているときに無意識で動いてしまうのも、みな活動したり休んだりしている脳の問題。

ちょっと普通(健康的な人)とずれるだけで、不眠に悩まされたり、過眠症があったり。

 

睡眠医療もここ十年でとても進歩してきました。

わたしが悩んでいる睡眠時の問題など、あと数年たてばもしかしたらみな原因がつかめるかもしれません。

お薬もどんどん新しいものが開発されていますし。

 

まああまり悩まずにいて、その上で自分の症状をきちんと把握しておくのが大切なのかもしれませんね。

 

 

次回二ヵ月後、睡眠の専門医である主治医にいろいろと聞いてきます。そしたらまた夢の話を記事にしたいと思います。

もし、何かご質問やご意見ありましたら、ぜひ教えていただけるとうれしいです。

最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。

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夢と水木先生とストラテラの話

最近のことを少し書いてみます

一番は、やはり水木しげる先生がお亡くなりになったことですね。

わたしは頭の中で、水木先生はずっと生きていらっしゃるものだと思い込んでいまして、その修復に少し時間がかかりました。

先生の生き方そのものがもう妖怪みたいなすごい方だったので、生き死にはそんなに関係ないかもなあと思い込むようにしています。

 

twitterで訃報を知ってからやたらめたらRTしたり、はてぶしたり、わたし自身の動揺はなんだかすごいものだったなあと。

普段は有名人の訃報であんまり騒いだりしないのだけど、水木先生は別格だったな。

 

www.evernote.com

 

 

妖怪大戦争 (水木しげるのおばけ学校 9)

妖怪大戦争 (水木しげるのおばけ学校 9)

 
ゆうれい電車 (水木しげるのおばけ学校 2)
 

*息子が幼いころ、このシリーズがお気に入りで我が家にも何冊かあります。

 図書館や学校の図書室によく置いてありますね。 

 

 

 

そう言えば、過去、訃報で動揺したのは、

緒方拳さん。緒形拳 - Wikipedia

 

子どものころから大好きで、大好きで、ちょうどウェンツ鬼太郎(鬼太郎の実写映画)のぬらりひょん役を見に行ったこともあって、頭の中で「えええ~~~」が止まらなかったのを覚えています。

わたしの中では今でも最高の男性。

時々ですが夢にも出てきてくれるので、なくなったことと新しい作品が見られないのは辛いけれど、一ファンとしては、いい感じに昇華できてるなあと思います。

 

 

もう一方。

こちらは若くしてお亡くなりになったのでショックも倍増でした。

川上とも子さん。川上とも子 - Wikipedia

 

なんと言っても、息子が大好きなケロロ軍曹の冬樹君の声優さん。

息子が保育園のころからたくさんのものを与えてくださった方。

訃報を聞いて、息子とふたりで、夜空のお月様に向かって手を合わせたのを覚えています。

ケロロ軍曹の劇場映画に復活してくださったときは本当にうれしかったな。もうご病気も大丈夫だと思い込んでいました。

 

 

精神状態と夢の内容 

息子から言われたことなのですが、最近私の寝言が笑えるらしいです。

 

「うさぎがピョンピョンしてるよ」

 

「お星様がキラキラしてる」

 

この二つは笑えてしょうがなかったとか…

ほんとにそんな寝言を言ってるのか、ものすごく疑ってしまうのですが、どうやらほんとうのことみたいです。

 

特に、二つ目の[お星様がキラキラしてる」は、数秒前まで息子と会話をしていて、布団をかぶったかと思ったら、いきなり喋りだしたので、[何言ってんだ?」と思ってみたらわたしはすでに爆睡状態だったとか。

 

笑えます。確かに。

 

夢と言えば自分で覚えているものはそのほとんどが悪夢とよべるしろもの。

こういった記憶に残っている夢は、後味もたっぷり悪いのですが、自分でこれは夢なんだと認識している夢で、だからどんなに悪夢でも最終的には何とか無事に脱出すると言う展開になるのです。

あまりコントロール力のない明晰夢ということですね。

 

ロングスリーパーなのだから、夢も一度の睡眠で何度か見ているはずですよね。

いままで記憶しているのが、悪夢ばかりなので、面白い夢や楽しい夢など見ていないと思い込んでいましたが、上の二つの寝言から想像するに、それなりに楽しそうな夢を見ているのではないかと気がついて、なんだかうれしくなっております。

 

これはなかなかいい傾向じゃないかと。

 

 

ストラテラの効果 

harubonbon.hatenablog.com

 

ADHDのお薬、ストラテラを飲み始めて10日たちました。

 

一日夕食後10mgの服薬、飲み始めは最低量から。ということですね。

はじめの内は、味覚が変わったりして???の状態にもなりましたが、ひどく胃の状態が悪くなるわけでもなく、10日もたったら慣れてしまいました。

あと、甘いものに対して、ものすごい欲求があったのに、ストラテラを飲み始めてからその欲求がかなり軽減されたように思います。

ただし、体重は変化していません><

 

健忘の具合ですが、まったく変化はありません。

あいかわらず、時間がすっ飛びますし、忘れ物、失せ物も多いです。

最低一月はストラテラを飲み続けないと、効果はあらわれないようです。

頭の中がスッキリ!シーンとしている状態になる人もいらっしゃるようで、一度でいいから体験したいです。来年お正月明けくらいには、効果が出てくるでしょうか。なんだかワクワクしております。

 

 

↑この時の口のまずさ、味覚の異常は消えてくれたようです。この先お薬を増量するとまた出てくるかもしれませんが…

 

 

最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。

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明晰夢って見てみたいですか?

わたしの夢はいつも明晰夢です

といっても明晰夢の定義ってきちんと定まっているものなのか、見ている本人としてももやもやしているところなのですが、いちおうwikipdiaから引用させていただきます。

 

明晰夢(めいせきむ、英語:Lucid dreaming)とは、睡眠中にみる夢のうち、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことである。明晰夢の経験者はしばしば、夢の状況を自分の思い通りに変化させられると語っている

明晰夢 - Wikipedia

 

 ふむふむ。これでしたら間違いなくわたしの見ている毎晩の夢は明晰夢です。

ついでにいうならば、わたしの夢には五感があります。もっと言えば不思議なもう一つの感覚、第六感もあります。

こういうふうに書いてしまうと、15才程度の精神年齢か、スピリチュアルに相当いかれちゃってる人か、思いっきり精神病んでる人。と思われても仕方がないですね。

実際、実年齢よりは精神年齢かなり低い自覚はありますし(15歳とはとてもいえませんが)精神もしっかり病んでおりますので、ただ墓穴を掘っているだけなのですけど。

 

少し真面目にこの明晰夢について考えてみたいなと思って、書き始めました。

 

明晰夢って、はやっているのですか?

ときどきネット上でもフツーに見るのですけど。

明晰夢の見かたとか、明晰夢が見られれば妄想し放題とか、スピリチュアルとは関係ないところでもときどきふわりと見たりします。

真面目にそれらの記事やまとめを読んだことはほとんどなかったのですが、今回これを書くに当たり少し読んでみました。

 

matome.naver.jp

ja.wikihow.com

www.afpbb.com

 

最後のリンクにあるようにごくごく真面目に研究されていることも知ることが出来てよかったです。

 

ちなみにそちらからの引用で、

電池式のtACS装置は、それぞれ脳の前頭頂部と側部に位置する前頭野と側頭野に電流が流れるように装着された。

前頭側頭に作用するtACSは、統合失調症強迫神経症で指摘される脳ネットワークの機能不全を修復する助けになる可能性があると論文は示唆している。

tACSは、レム睡眠中に適用すると、心的外傷後ストレス障害PTSD)患者が夢の筋書きを自在にコントロールできる立場に自分を置くことで、頻発する悪夢を克服する助けになる日が来るかもしれない、と論文は説明している。

引用元 脳への電気刺激で明晰夢に誘導する実験に成功、独研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

 

ふーむ…。メンタル病んでいる人にとっては朗報なのか?

 

 

わたしが見ている明晰夢は 

しっかりと悪夢も見ます。それもかなりグロイものを見ます。ついでに言うなら痛みの感覚もありますので、痛い夢はいたいです。

 

もちろん自由でよい夢も見ます。

ただわたしの脳内の創造力のせいか、大空を自由に飛び回るといったタケコプターの世界は味わったことがありません。夢であってもしっかりと重力に縛り付けられています。

 

よい夢の中でとても便利だなあと思っているのは、創作料理が夢で出来てしまうこと。そしてそれは現実にも再現可能なことです。

これは夢で、味覚があるので出来ることなのですが、夢の中で味わった最高の味に少しでも近づけるように、工夫することが出来ます。残念ながらまったく同じに再現に成功したことはまだありません。(それでいいのだとも思っています)

 

パラレルワールドのような他の世界にちょっと旅行に。の感覚でダイブすることも出来ます。これはなかなかと楽しいです。人と違った生物?なのか何なのか生き物?と意思の疎通が出来ますし、面白い話や起きているときの世界ではけっして味わえないような景色の数々を見ることが出来ます。

 

感覚的には体外離脱のような真似も出来ます。

自分という器(人体)を外から眺めてその行動を見守る形での夢です。この夢は器がピンチになると自分に戻って夢の中のピンチを回避するように癖付けられています。

 

真面目に書くとやっぱりはずかしいものですね。

 

 

たぶん物心ついたときから夢は明晰夢でした

うんと幼い頃から夢を夢だという認識がありました。

毎日フルカラーの楽しい夢をたくさん見ていた子ども時代でした。

一度楽しい夢を見ると、同じ夢を何度も何度も見ることが出来ました。

 

つまり、明晰夢を見るために、訓練したり、努力したりした経験はありません。

しいて言うならば、スピリチュアルに少し入り込んだ20代のころに、夢日記をつけたくらいでしょうか。

その夢日記も、夢の内容があまりに明確すぎて、夢を文章化するのに一時間以上かかって、いつの間にかやめてしまいました。

 

 

悪夢(PTSD)の克服と明晰夢

さて、お話を少し元にもどします。

先ほどの引用したafpbb newsのこの部分。

tACSは、レム睡眠中に適用すると、心的外傷後ストレス障害PTSD)患者が夢の筋書きを自在にコントロールできる立場に自分を置くことで、頻発する悪夢を克服する助けになる日が来るかもしれない、と論文は説明している。

 この装置を使用すれば、悪夢を見ることを克服できるのならよいのですが、毎晩明晰夢を見ているものとして、悪夢がなくなることはないし、年々悪夢度が上がってきているような気もしているのです。

こういう装置で実験があれば、被験者に即手を上げるのになー。

 

おわりに

明晰夢を見たいと努力なさっている方に、ちょっとだけ。

明晰夢を頻繁に見るようになると、睡眠時間が少なくなるのではないかと思います。ちなみにわたしは短時間睡眠でだいたい2時間おきくらいに目覚めます。幸いなことにわたしは「過眠症」という疾病も持っていますので(遺伝的なものらしいです)短時間で目覚めても直ぐに眠ることが出来ますが、ふつうの方は一度目がさめるとなかなか次の眠りにつくのが難しいときいています。

くれぐれも、自分自身のお体を大切になさってくださいませ。

 

もうひとつ、探っていておもしろい記事を見つけました。

tokimaki.hatenablog.com

 

24時間の明晰夢―夢見と覚醒の心理学

24時間の明晰夢―夢見と覚醒の心理学

 

 

最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。 

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大腸内視鏡検査とその時見た夢の話

大腸の検査を受けてきました

数年前から一度は受けないとと思っていた大腸内視鏡の検査を受けてきました。

消化器系が弱いというのが10代のころからあったのと、出産後からずっとひどくなる一方の痔も患っていたので、無料検診などで出来る検便検査がなかなか出来ず、ホームドクターでもある内科のドクターと相談して大腸スコープ(大腸内視鏡)検査を受けることに決めたのです。

 

胃の内視鏡検査は1~2年に一度受けているので、内視鏡自体には恐怖感も先入観もなかったのですが、大腸の場合、おなかの中を完全に空にしなくてはならないのでそれが気がかりでした。

前日は眠る前に下剤を飲む程度(ゆっくりと効いて翌朝効果が出るもの)で、若干の食事制限もありましたが、通常通り過ごして検査日当日を迎えました。

当日は検査を受けるまでは絶食で、病院に着いたらひたすら下剤を大量に飲まされます。1~2時間かけてゆっくりと2Lですからそんなに苦ではなかったのですが、おなかが空いて空いて、口が固形物を求めて求めて仕方がなかったです。どれだけ食い意地がはってるんだと自分ながら情けなくなりました。

 

下剤と水分と時間のおかげで、おなかの中はすっきりきれいになって、無事検査を受けることになりました。

もうそのころにはおなかが空きすぎて、頭の中は食べ物のことばかり考えていました。

 

わたしが検査を受けた病院では、検査前に点滴確保して、鎮痛剤を落としていくのですが、痛みに強いと思っていたのですが、何故か痛みに過剰に反応してしまいまして、安定剤を入れていただいて眠った状態で検査を受けることになりました。

 

結果としては、小さなポリープが二つあったのでそれを切除していただき、様子を見るために一泊入院。

夕食が出るまで、水分だけでひたすら空腹を我慢して、病院でいただいた食事の美味しかったこと!(消化の良いものばかりのメニューでしたが、味も薄いものばかりでしたが)空腹を我慢したあとの食事は美味しいというのを久しぶりに味わえました。

 

検査中のお話…

ここまではちゃんとした現実のお話ですが、ここから先は、検査中にわたしが見た夢?のお話です。

 

先に書いたように、痛みに強く反応してしまったわたしに、「眠るお薬入れますか?どうしますか?」との問いがありまして、もちろんわたしは速攻で「お願いします!」と答えたわけです。

すぐに点滴で落としてくださったようで、わたしはぽよよ~~んと意識が遠ざかっていきました。

 

多分半分意識が残ったまま眠っていたのだと思います。

検査をしてくださるドクターと検査の補助をしてくださっている方(看護士さんなのかな?)との会話が耳に入ってきます。

 

「あーポリープあるね」

「入院の手配しますね」

・・・・・・・・・・・・・・

「明日の午前中に退院なら手配できますとのことです」

「んー、朝一でおれが動けばいいってことだね?」

「そうですねー(笑)」

「はいはい、10時に退院できるようにしますよ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(そうかー、ドクターも色々大変なんだなー)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ポリープ二つ目」

何故かここで、画像が見えてきて、自分の腸内にあるポリープをしっかり見ることが出来る。

横向きになっているので、画像が横の壁に映っている。

じっとポリープを切除している様子を見つめるわたし。

 

「両方とも小さいね」

(そうか、ポリープ小さいんだ)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(ああおなか空いた)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「はい終了しましたよ」

多分車椅子で移動してもらったのだと思うけれど、気付いたらリクライニングの椅子に深く腰掛けて眠っていました。

 

自分としては起きていて意識があって画像も見ているんだと思っていたのですが、後にドクターとの会話で、完全に寝ていたことが判明。

 

よく考えてみたら壁に画像が大写しになるなんて事はないわけで、モニターは私の背中側にありましたし、あれは夢だったんだと気がつきました。

 

いったいなんだったんでしょうねー

検査している自分を横から見ている感じだったのでしょうかね?

 

もともとふわふわした人間ですが、変なところでリアルな夢を見るので自分でもおかしくなってきます。

 

ちなみに、やはり耳は覚醒していたようで、寝ながら聞いていたことは、現実のことでした。

(入院の手配云々のところは知りようがないのでわかりませんが)

 

ポリープの数と大きさはあっていました。

 

こういう夢を見ると現実と夢がごっちゃになってややこしいんですよ。

 

 

 

 こういった郵送で検査できるものも増えてきましたね。気楽で良いかもしれません。↓

郵送型 相川診療所 大腸がん検診検査キット (自宅で検便) 2回法 1週間で検査結果を報告
 

 

 

何だかよくわからない話にお付き合いくださってありがとうございます。 

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夢の内容が落ち着いてきた話~精神科通院記録21

いつになく落ち着いて主治医とお話が出来ました

通院時はだいたい落ち着かない状態で貯まっている心の状態をお話しすることが多いのですが、今回の通院はいつになく落ち着いて整理しながら話が出来たような気がします。

 

前回心理療法をしていただいて、自分の中の怒りを多少は消化できたおかげなのか、夢の内容が少し変わってきました。

 

怒りで全身が硬くなる(痛くなる)ようなことはなくなりました。

展開は悪夢なのですが、必ず最後には救いがある内容に変わってきたのです。

これはとてもうれしいこと。

 

最後には救われる。

こういう展開を今まで何故見てこなかったのか不思議です。

せっかく明晰夢なのだから少しくらい都合のいいように変化させても良かったはずなのに、それをしてこなかったのでしょう。

やはり夢は無意識のものなのですね。

 

救われる展開が増えてきて日中の精神もだいぶ落ち着いてきたのが自分でもわかります。

あまり不安に押しつぶされることがなくなりました。

なるようになるさ♪

という逃げ腰ではあるのですが、トコトン自分を責めたりはしなくなったような気がします。

 

しっかり睡眠をとることで日中とのバランスが出来てきた

夢なのか現実なのか?

ちゃんと分けていられるのが不思議なくらい、夢の世界の占める量が現実の事柄よりも多いのですが、多分過眠症のお薬のおかげなのでしょう、日中午前中だけでもしっかり起きている目覚めていることで、夢と現実のバランスが取れてきたように思えます。

 

主治医にもその話をしました。

それについて何か言われたような気がしますが忘れてしまいました。

が、何だかとてもスッキリしました。

バランスが取れるということは、やっぱりいいことなんですね。

なかなか難しいけれど…。

 

趣味のことを少し話しました

主治医に趣味を持つといいと言われて、昨年から始めたベランダガーデニング

11月になってもそれなりに我が家の植物たち元気にしています。

本来なら花をつけてもいいはずのものが、いまだに全くその気配がなかったりと、少々心配な面はありますが、緑は充分楽しめています。(いいのだろうか???)

バラだけは去年の冬に咲いて一度休憩をして春先からずっと咲き続けています。

ろくに肥料も上げていないのに、元気な子です。

 

夏の終わりくらいから急に本がしっかりと読めるようになりました。

それまでは全く活字のものが読めない→時間をかけて少しずつなら読める→小説も何とか読めるように→一日一冊ペースで読めるように(今ココ)

以前は一日に数冊読めるくらいの元気があったのですが、元来お話好き本好きであったにもかかわらず、長い文章が読めなくなっていたのは5年くらいでしょうか。

それが、ここまで回復できたのはなんともうれしいこと。

 

この二つも主治医に報告しました。

とても喜んでくださいました。

今まで積んで置いた本を少しずつ読んでいます。

新しい本も、ついつい買ってしまっています。

 

息子とケンカした話もしました

ちょっと派手にけんかをしてしまいました。

ストンと記憶が飛んでしまったのも原因の一つですが、無事に直ぐに気がついて、息子もわたしも落ち着けたのでよかったです。

本気で体力的なけんかをしたらわたしがボコボコにされるのは決まっていますので、早く落ち着けてよかったです。

息子は暴力は嫌いです。

わたしは暴力が怖いです。

このあたりがしっかりとあったので、早く落ち着けたのだと思います。

 

主治医もケンカした後の状態をほめてくださいました。

お互いに反省しながら、ケンカした後片付けが出来たからです。

(基本わたしがアレコレ物を投げつけた…大反省)

息子に我慢させ続けているのではと、その心配もありますが、主治医がおっしゃるにはそうやって小爆発を時々していれば大丈夫との事。

なるほどー。

 

今の病院にかかっていてよかった。

今の主治医にめぐり合えてよかった。

そう思います。

 

 

はじめての精神科―援助者必携

はじめての精神科―援助者必携

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。 

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